今回は1月31日放送の
ビーバップ!ハイヒール
人はいつ生まれ、いつ死ぬ?
寿命の謎の回を振り返って
みたいと思います。
2009年ノーベル生理学・医学賞に
輝いたテロメアと呼ばれる
命の回数券がある。
それは、細胞内の染色体の
先端に存在しており、
テロメアが細胞分裂するたびに
少しずつ短くなるという特徴があり、
生きている限りそれが繰り返され、
年齢を重ねると、どんどん短くなる。
これが、老化の原因だと
考えられているようです。
さらに分裂を繰り返し、
テロメアを使い切ってしまうと
細胞分裂が止まることも判明し、
それが本当の寿命ではないかと
推測されるようになったそうだ。
このことから生物学的に人は、
115歳まで生きるポテンシャルを
もつことがわかってきた。
2018年発表の日本人の平均寿命は、
男性81.09歳 女性87.26歳
だが、大きな病にかからず、
心身ともに健康であれば、
まだまだ寿命が延びる
可能性もあるとか。
それを象徴する日本で100歳以上の
センテナリアンと呼ばれる人が
急増しているという。
1963年には153人だった
センテナリアンは
昨年6万9785人で、その方の
多くは元気に過ごしているそうだ。
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そんなセンテナリアンには、
ある特徴があるという。
7万人近い日本のセンテナリアンの
87%は女性で、男性は13%
その大きな要因と考えられて
いるのは、女性ホルモンで
これは多くの生活習慣病の
原因となる内臓脂肪を
付きにくくし、ガンや
動脈硬化を予防する働きが!
男性より、女性の方が長生き
しやすいのは、このため!
気になる寿命の最新事情を
教えてくれるのは、医師
奥田昌子先生。
「日本人の体質」研究でわかった長寿の習慣 (青春新書インテリジェンス)
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奥田先生は、健康長寿というものは
宝くじのような幸運を引き当てる
ものではなくて、大部分は自分で
作り出すもので、誰でも115歳まで
生きられる可能性を秘めているという。
寿命は遺伝しないのDEATH!
(です。)
去年、アメリカで8600万人以上を
対象に寿命の調査が行われた結果、
寿命が遺伝によって決まる確率は
16%で残りの84%は、生活習慣と
環境だということがわかった。
同じ環境で、同じものを
食べているから、似てくるだけ。
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顔が老けて見える人は寿命が短い!?
2009年にデンマークの研究者が発表、
70歳以上 約1800人の双子写真を
人に見せて、それぞれ何歳に見えるか
を調査。
その7年後に双子の生存率を
調査すると、実年齢より老けて
見えた人の死亡率が1.9倍。
顔の若さは血管の状態を表す
実年齢より老けて見える
ということは、血管に老化物質が
たまっている証拠で、その物質は
AGE(糖化最終生成物)。
食習慣などで増えすぎたブドウ糖が
血液で全身を囲まれ、体内の
タンパク質と結合したもの。
AGEは体内のいたるところで
発生し、老化をすすめてしまう。
皮膚の弾力の素となるタンパク質の
コラーゲンがAGEに変化すると、
肌のハリが失われ、シワやくすみ
となってしまう。
血管など、脳内で発生すると、
動脈硬化を引き起こし、
脳梗塞や認知症などの
原因にもなってしまう。
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