今回は7月2日放送の
訳あり人の駆け込み寺
明日は我が身を振り返って
みたいと思います。
60代夫婦の苦悩！
大学出た娘が引きこもりに！
関東在住の夫婦が、3年
引きこもりになている25歳の娘を
どうにかしたいと自立支援施設
MIRAI（ミライ）に駆け込んだ。
提携する農家や養鶏場などで
ボランティアのを行う。
卒業生は、約70人。
両親の話によると、娘さんは
風呂は月に１度で歯磨きもたまに
するくらいで、髪は3年間も
伸びっ放しだそうだ。
なぜ、彼女は引きこもりに？
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相談員の吉田将史さんが
不思議に感じたのは、大体の子は
学生期間に少し兆候がみられる
そうだが、娘さんにはその兆候が
学生期間にほとんど見られていない事。
小中高まで問題を抱えることなく過ごし、
大学まで進学し、大学時代には料理屋で
アルバイト。
そのバイト代で洋服、ネイル、美容院代に
当てる普通の女の子。
ところが大学卒業後、就職する事無く
引きこもりになり、学生時代の友人
との接点を断ち、テレビやインターネット
をしているそうだ。
ある日、母親の銀行口座から
100万円が無くなってて、
娘を問い詰めるとアイドルグッズに
使っていたと話す。
甘やかして育てたかもと、
アルバイトしてみたら？等
口癖のように早く仕事をする
ように注意するが娘との距離が
つかめず、自分たちでは
どうしていいかわからず、
駆け込み寺へ。
施設を見学し、娘の入寮を
両親は決意した。
相談員の吉田さんは
自宅に出向き、本人と
本気で話し合いをする。
そこで両親に、引きこもりの
子どもに施設スタッフの訪問・
説得を絶対に気付かれては
いけないと約束をしているという。
悟られた場合、吉田さんの説得に
耳を傾けなかったり、親に逆上して
攻撃、または自傷行為する可能性も
考えられるからだそうだ。
5月某日、25歳の引きこもり女性の
いる家に訪問、女性のひきこもり
との事なので、寮母の内田さんも同行。
家に向かうと、本人に勘付かれて
しまっている様子で、風呂場に籠城する
娘さんを内田さんが説得する。
娘さんの部屋は、段ボールの山で
足の踏み場も…。
夫婦には車で待機してもらう。
娘さんが籠城して30分、
人に会う準備が出来ていないと
言われ待機。
50分経って、娘さんは
ようやく姿を見せてくれた。
ところが、髪の毛は2日前に
自分で切ったという。
娘さんによると、2日前に両親が
強引に部屋を掃除し、風呂に
入る事を強くすすめられて
いたそうだ。
約束を破っていた両親の行動に
娘が引きこもりになった要因が！
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吉田さんは、引きこもりになった
原因を聞いてみると、
就職してないからあんまり
誰とも会いたくないし、
恥ずかしいと感じていたという。
近年では就職が原因で
自殺してしまう人もいる
深刻な問題になっている。
二次面接に遅刻し失敗、
それから就職活動が上手くいかず、
娘さんはやれ！やれ！って言われると
やりたくなくなると主張。
両親から離れた方が幸せだと思う
と、吉田さんは入寮を切り出す。
娘さんは、今日出たら全部
私のものを片付けると思うから、
出来るだけ自分で片づけてから
行きたい。
自分の見栄えを気にするなど、
言い訳して入寮を拒否。
吉田さんは、まずこの生活を
終わらなきゃという覚悟じゃないと
ダメだと、3時間説得。
4時間を費やした。
そして、親にも問題があると
吉田さんは指摘する。
それは、見栄えを気にする考え方で、
それが就職失敗で引きこもりになった
娘にどんな影響を与えたのか
考えるべきと伝えていた
入寮から1週間、元気に手伝いをする
姿があり、かなり前向きに。
娘さんは、こういう風になるとは
自分でも思っていなかったので、
両親にも出来る事ならこういう風に
させたくなかったって思ってると思う
から申し訳なさがあると語っていた。
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