今回は8月4日放送の

日本全国大捜索‼

ポツンと一軒家

を振り返ってみます。

 

 

衛星写真を拡大すると見えてくる、

山奥にポツンと建つ一軒家に

スポットを当てる番組。

 

広く切り拓かれた土地

建物が数軒

広大な田畑が

衛星写真で見つけた秋田県の

ポツンと一軒家を目指し

最寄りの集落から捜索開始する。

 

集落に到着、

地元の人を探していると

農作業されているお父さんを発見。

 

急いで近くまで走って行ったが

畦道を歩いて田んぼの向こう側に

行ってしまった。

 

お父さんが戻って来るのを

待ってから声を掛けようとした

捜索隊は、田んぼの水がきれいな

事に驚いていると、お父さんが

戻って来たので衛星写真を見て貰う。

 

するとお父さんはポツンと一軒家

を知っていたが、誰がいるか

わからないという。

 

お父さんによるとポツンと一軒家

があるのは、自分が暮らす町とは

違う隣町なので住んでいる人

まではわからないそうだ。

 

 

ポツンと一軒家までのルートを

教えて貰い、捜索再開。

 

教えて貰った看板を目指し、

約2㎞ほど走り十字路を左に。

 

森の中を進んでいくのだが、

今回はいつもと違って

しっかり舗装されている。

 

が、人の家があるような

場所ではないので不安に

なり始めたその時、

青っぽい屋根の家を発見!

 

 

 

 

   

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犬と鶏の鳴き声が聞こえてきた。

 

向こうから軽トラが走って来て

家の前で止まった。

 

ポツンと一軒家の住民?かと思ったが、

配達に来た酒屋さんだった。

 

一軒家は家の中にいるそうなので

伺おうとした所に偶然、男性が出て来た。

 

ポツンと一軒家で来たことを伝えると、

ハッハッハッ、なるほどと納得。

 

衛星写真も確認、

この家で間違いなかった。

 

ポツンと一軒家

ノロタダイチさん61歳は

現在このお家に1人で暮している。

 

家族は麓の町にいるそうで

この家は元々、ノロさんの生家。

 

ここを無くしたくないから

住所も移している。

 

7年前に母親が他界し、

空き家になって故郷の家を

失いたくないと1人で移住。

 

ここは住民票が無いと

除雪も来なくなっちゃうから

ノロさん1人またここに移して

除雪も来てもらっていると話す。

 

この土地で代々、

農家を続けてきたノロ家

 

4人兄弟の末っ子だった

ノロさんは、高校進学を機に

実家を離れ、麓の町に下宿して

農業を続ける気はなかった。

 

バイクが好きだったことから、

高校卒業後は白バイ警官を志望。

 

ところが、行く直前に

親父さんから反対されて

許可書を書いて貰えず、

地元の縫製会社に就職していたが

5年後、東京本社に転勤。

 

30歳で独立するも

47歳の時に会社を清算し、

家業の米農家を継承する。

 

高齢の両親の世話をしながら

米作りをはじめた。

 

田んぼの広さは4町(1万2千坪)くらいだが、

家の田んぼは1町2反くらいしかない。

 

元集落で、ここは最初5軒くらいいたんだけども、

全員都会の方へ引き払って行ってしまった。

 

 

   

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元はすべて田んぼだった場所も

ノロさん以外、耕作地を放棄して

荒地に。

 

ノロさんは失われた故郷を

このまま放っておけないと、

荒れ果てた田んぼを蘇させようと

すべての田んぼの所有者

了解を得て、田んぼを再生し始めた。

 

1年の間に1人で開墾できるのは

田んぼ3枚で、全てを開墾するには

かなりの歳月と体力が掛かる。

 

 

 

捜索隊は、衛星写真に写っていた

池のようなものについて聞いてみると、

白神山地の湧き水を、田んぼに流しているが

冷たいので、ここで循環させて温かい水を

田んぼに流すぬるめと呼ばれる貯水池だった。

 

町から走ってくるとここだけ

1℃くらい冷んやりしている。

 

だから田んぼの稲も普通、

町中の方だと10俵獲れる所を、

ここでは7俵、6表くらいしか獲れないそうだ。

 

その代わり、甘みや食味だけは

ノロさんの作るお米の方が

通信簿的には上なのだそうです。

 

 

   

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