今回は1月15日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
横長の敷地
左端の建物が母屋?
右端に大きな長方形の建物が
衛星写真で見つけた福島県の
ポツンと一軒家。
最寄りの集落に到着後、
車の脇に2人の住人を発見!
この最初に道を聞いた
男性の親戚の家だった。
夫婦2人で暮しているという
ポツンと一軒家のあるじは
90歳のたかはしぜんじろうさん、
黒毛和牛を育てて畜産農家を
営んでいるそうだ。
その後、ポツンと一軒家のあるじ
の弟さんにお兄さんに直接
電話してくれた。
捜索再開し、
ポツンと一軒家に
辿り着いた。
捜索隊を待っていてくれた
ポツンと一軒家のあるじ、
たかはしぜんじろうさん90歳。
捜索隊が弟さんに話を聞いた
麓の家で5人兄妹の長男として
生まれたたかはしぜんじろうさん。
祖父の代に新潟から移住し、
開墾した田んぼを父親が受け継ぎ、
ぜんじろうさんも14歳の頃から
家業の農家を手伝っていた。
その後、家畜の運送会社に勤めて、
家畜商免許を取得。
農耕用の牛や馬の売買を
仲介していたのだそうだ。
24歳で結婚し、子どもが
2人生まれたが、30歳で離婚。
次男が実家を継承。
農耕用牛馬が不要になり、
東京は稼げると言われ、
ぜんじろうさんは50歳で上京。
東京では建設会社に就職。
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東北新幹線の上野駅ホームを
請け負ったり、大規模工事を
行っていた。
11年後に61歳で福島にUターン、
弟が継いだたかはし家の実家がある
麓の集落から2㎞離れた山奥に
およそ4,000坪の土地を購入。
上京する前に地元でやっていた
家畜商の経験を活かして、
広い敷地に牛舎を建て、畜産業を。
27年前に黒毛和牛の
繁殖農家をはじめ、
多い時には30頭以上を
飼育し、90歳になった今でも
1人で作業している。
良い牛は100万円以上で
競り落とされ、最低だと
30~40万円くらいだそう。
良い牛を売るには、種も良い種を
買わないといけない。
ここは山間でネズミが、
牛の餌を食いにいっぱい来る。
ネズミが来ると、蛇がネズミを
食べに来るので、ネズミと蛇除けに
ネコを数匹飼っている。
横長の敷地の一番奥には
築28年の自宅がある。
ぜんじろうさんが56歳で
今の奥さんが48歳の時、
東京の新小岩のスナックで出会う。
2年後の平成元年、
お互いに2度目の結婚。
今から28年前にぜんじろうさんが
62歳の時に故郷 福島県の山奥に
土地を買い、家を建てて移住。
それから夫婦2人きりの
ポツンと一軒家生活。
ガスはプロパン、
水道は地下から賄う。
春には家のそばで
ワラビやぜんまい、
タラの芽などの山菜が採れる。
季節ごとに旬の山の幸を堪能でき、
母屋の脇には四角い大きな池がある。
自力で造成して、
鯉が飼育されている。
平成10年の時、水害で
山が崩れて被害が
大きかったという
ぜんじろうさん。
2日位、雨降りっぱなしで
土砂崩れがあり、家の浴室とか
柱が本折れてしまうなどの
住宅半壊の被害があった。
危険な体験後も夫婦で
ポツンと一軒家での生活を継続。
奥さんはここから離れようと
思ったことは今の所はなく、
歩けなくなればまた考えが
変わるかもしれない。
ぜんじろうさんは、住んでみると
愛着心が出ちゃって、昔の人は
住めば都というけど、そんな
所だという。
ともに東北出身で離婚歴のある二人が
出会い、辿り着いたのは福島県の山の中。
これからも夫婦で互いに支え合う。
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