今回は12月26日放送の
ビーバップ!ハイヒール
世界を変える5G
の回を振り返って
みたいと思います。
5Gの全てを教えてくれるのが、
ITジャーナリスト 山田敏弘先生。
山田先生は、アメリカの
マサチューセッツ工科大で、
サイバーセキュリティを研究し、
次世代通信の可能性などを
取材されている。
5Gが普及した2025年は
どう変わっている?
自動翻訳
お互い日本語と○○語で話を
していたのに通じ合う事が
出来るそうです。
これはネットワークに接続し、
話した言葉をクラウド経由で
翻訳することでリアルタイムの
会話が可能になるという。
3Gや4Gでは通信速度が不十分で
翻訳までのタイムラグが発生し、
実用には不安があった。
レジなしで商品購入
それを可能にするのが、
RFIDという無線周波数識別。
タグと呼ばれる小さなチップを
用いて様々な物を識別・管理
するシステムで、商品に付けられた
タグを無線で読み取り、ゲートを
くぐると自動決済されるしくみだそうだ。
コンビニ各社は、2025年までに
全店舗でのRFID導入を目指している。
だが、コストが掛かり、熱に弱い
デメリットもあるようだ。
山田先生によると、
電子レンジでチンする時には
いちいちタグを外さなければない。
今の所1つのタグにつき10円以上
掛かっているが、もう5年位すれば、
おそらく1円以下くらいになって
いくのではないかと言われて
いるという。
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ホログラムで会話
映画でお馴染みのレーザー光線
などを利用した立体を映し出す
技術のホログラム。
ホログラム自体は今の技術でも
可能だが、リアルタイムでの
ホログラムを使った会話をするには、
4K動画の約4倍のデータが必要とする為、
5Gの高速通信と低遅延が不可欠!
近い将来、これらの技術を利用して
手術や会社でのホログラム会議などが
行われるかもしれない。
遠隔医療
5Gの世界では、家に居ながら
病院の診察を受ける事が可能。
5Gの超高速という特徴を
いかせば患部の様子を遠隔地から
8Kなどの高精細カメラで確認して
正確な判断が出来るようになるらしい。
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自動運転
自動運転は、ただ運転してくれる
だけでなく、刻一刻と変化する
周囲の状況を把握し、
ナビゲートしてくれるという。
それを可能にするのが、
5Gの高速・大容量の通信。
今、現在の自動運転の実用化に向けた
課題は、事故を起こした時の責任の所在。
自動運転でも、事故を避けようとして
新たな事故を生み出す可能性がある。
メガネ型端末の普及
搭載されたカメラがとらえた
映像や音声を遠隔地から視聴する
事が出来るため、浮気が出来なくなる。
しかし、もしこれがハッキングや
サイバー攻撃によって悪用されると、
世界中至る所に設置された
防犯カメラと連動し、
瞬時に個人の居場所が特定でき、
行動も常に監視されてしまう。
さらに端末から、情報を抜き取られて
個人情報が丸裸になってしまう恐れも!
山田先生によると、危ない部分もあり、
依存度が高くなるので、それが
遮断された時、私たち生活が
成り立たなくなる可能性があるという。
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