今回は3月8日放送の

日本全国大捜索‼

ポツンと一軒家

を振り返ってみます。

 

 

衛星写真を拡大すると見えてくる、

山奥にポツンと建つ一軒家に

スポットを当てる番組。

 

 

広い敷地

建物が4棟

敷地の両端に畑?

衛星写真で見つけた岡山県の

ポツンと一軒家を目指し

最寄りの集落から捜索を開始。

 

集落に到着した所で、

ちょっと道を伺う事にする。

 

正面にいる男性に道を聞いてみると、

ポツンと一軒家を知っていた。

 

目指すポツンと一軒家は、

なにか芸術の仕事をしているという

60代のオカノさんで、5~6年前に

家族と一緒に都会から

移住してきたらしい。

 

マンサクという細長いひも状の

縮れた花を咲かせる植物

で花弁が黄色、約1.5㎝の長さ

 

一説には、早春に他の花に先駆けて咲くため、

「まず、咲く」が語源となり、それが変化して

マンサクになったと言われている。

 

そのマンサクで覆われている山の麓にある

この地域の集会所をマンサク館と名付けている。

 

捜索再開。

 

さっき男性に教わった通り

山に登る道を入り、頂上を目指す。

 

山頂で右に曲がると、

急傾斜の蛇行した道があった。

 

その先にポツンと一軒家

 

 

 

 

入口付近に車が停まっていた為、

車から降りてみるとがいた!

 

その人こそ、ポツンと一軒家

オカノオサムさん68歳。

 

 

   

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オカノさんが28歳の時、

約4,500坪の山を購入。

 

自ら切り拓き、家も

自分で建てたという。

 

ここに来るまでの道も、

重機を買い、道も造っていた。

 

元々、鹿が通るほどの

幅しかなかった獣道を

広げて舗装!

 

捜索隊が、山頂付近を右に曲がって

のぼってきた約1.5㎞の急傾斜の

山道を自力で整備した。

 

 

オカノさんは、作品集が

出版されるほどの著名彫刻家。

 

 

 

 

建築関係の仕事経験は一切なかった。

 

オカノさんは若い頃、

テーブルや椅子などの家具を始め

ブローチなどのアクセサリーや

小物を木彫りでつくる彫刻家として

活躍していた。

 

28歳の時に趣味で家造り、

建築・解体を繰り返して

多い時には5棟の家があった。

 

今は、そのうちの3棟が残っているが、

最初に建てたのは一番奥にある

2階建ての建物。

 

 

元々は、家を建てる際の作業場や

休憩所として使うために建てたという

工事現場にあるようなプレハブ小屋。

 

それをオカノさんは、味気ないその

見た目がどうしても気に入らず、

鉄板の外壁に焼き板を貼り、

古民家風に改造したのだという。

 

 

   

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今は、物置小屋として使っている

元のプレハブ小屋の隣にある

横長の青い屋根の平屋は、

オカノさんの家族が5人で暮らす

手造りの母屋。

 

元々、トタンの波板で囲っただけの

倉庫を自力で立派な母屋に改造。

 

最初に倉庫の裏側に増築する為、

鉄筋コンクリートの頑丈な基礎を打ち、

その上に土台を組んで断熱材を敷設。

 

防カビ対策のため、床下に調湿剤も

撒いたそうだ。

 

他の建築現場に行って

工事の様子を見ただけで、

一切にも教えて貰った

ことはなく、完全に独学で

一軒家を建築した。

 

母屋の裏にはオカノさんが

お気に入りのウッドデッキ。

 

それを造った時は、谷に

3~4回落ちたこともあったとか。

 

ウッドデッキから見える絶景、

オカノさんがこの土地を選んだのも

この眺めが手に入るからだった。

 

急な山の斜面ギリギリに

建てたオカノ家の母屋。

 

地中深くまでミズナラの根が

崖崩れを防ぐ、自然の擁壁の

役目を果たしていた。

 

 

   

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