今回は12月25日放送の

日本全国大捜索‼

ポツンと一軒家

を振り返ってみます。

 

 

 

衛星写真を拡大すると見えてくる、

山奥にポツンと建つ一軒家に

スポットを当てる番組。

 

 

 

日本海に近い山奥

建物が密集

敷地内に川が

橋の両側に大きな建物

衛星写真で見つけた秋田県の

ポツンと一軒家

 

 

 

最寄りの集落に到着後、

上半身裸の

さん(わたなべさん)を発見。

 

昭和39年7月、

山陰地方に記録的な

集中豪雨が襲った。

 

各地で河川が氾濫し、

山の至る所で土砂崩れが発生。

 

その災害後、地元の行政の

あっせんを受け、わたなべさんを

はじめとする山間部で暮していた

住人の多くが集落移転。

 

 

ポツンと一軒家の捜索中に

であったわたなべせつおさん。

 

玄関でお手製の栗ご飯を御馳走になり、

ポツンと一軒家のことを聞いてみる。

 

衛星写真を見てもらうと、

目指すポツンと一軒家

あるじは夫婦2人で暮す

75、6歳のやまもとさんで

この地域の名産品のあるいちじくの

栽培に使用する堆肥を作っている

らしいことがわかった。

 

 

捜索再開、

落石に気をつけながら

ポツンと一軒家に辿り着いた。

 

 

 

 

ポツンと一軒家あるじは、

75歳になるやまもといさむさんと

75歳のさん。

 

 

   

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やまもとさんによると、

堆肥は牛のフンとおがくずを

混ぜた物。

 

発酵熱で細菌や種子が死滅。

 

牛が食べた種が入ってるから

雑草の種は殺しておかないと、

見た事ない草が生えてきたと

ならないように発酵させている。

 

牧場から牛糞を仕入れ、

牧場自体で3,4か月発酵。

 

ここで1,2か月置くと、

自然に発酵が進んで

販売できるようになる。

 

イチジクの肥料になったりして、

今はぶどうの肥料が主。

 

 

元々は牛の肥育をやっていて、

その頃に堆肥を出していた

葡萄農家が続けて何とかして

欲しいと頼まれ、大きな牧場から

堆肥を買ってきて、ここで

もうちょっと良くして持っていく。

 

肥育農家から30年程前に堆肥農家へ。

 

肥育農家では生計は成り立たず、

貧乏生活だった。

 

井戸水が生活用水。

 

複数の建物が密集していて、

その中には牛舎や餌置き場、

堆肥舎があった。

 

 

やまもとさんが40歳の時に

肥育農家になり、それまでは

会社に勤めていた。

 

中学卒業後、出雲市内の

鉄工所に就職。

 

家から駅までは自転車で

通勤していたが、当時はまだ

未舗装道だった。

 

 

人との付き合いが下手で、

1人の方がいいと思ったから

仕事を辞めて牛の肥育農家へ。

 

 

   

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牛を飼おうと思ったのは

勤めていた頃、知り合いに

牛を飼ってる人がいて、

これいいぞと、いろいろ

そこに行って聞いたりしたという

勧めからだった。

 

が生まれた時はもともと、

ここは田んぼが3段あり、

今は一番下だけ残っている。

 

でも売るほどは出来ないから

親父の働き盛りの頃は、

炭焼を主な収入源にしていた。

 

ここより山奥に炭焼き窯があり、

炭を焼く専門の人が

他から来て住んでいた。

 

60年前に炭焼を廃業し、

黒毛和牛の肥育農家をはじめも

5年で辞めて、堆肥農家へ。

 

築150年の生家に20歳位まで生活し、

現在は築55年ほどの木造の母屋で

暮らしている。

 

 

   

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