今回は5月17日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
広範囲に開拓
大量に吊るされた物が?
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
衛星写真で見つけた高知県の
ポツンと一軒家を目指し
最寄りの集落から捜索を開始した。
3月に取材されたもの。
集落に到着すると、
何か作業されている男性を発見。
男性によると、山の頂上にある
ポツンと一軒家の主は、
酒屋さんを営むタカノさん
という人で、そこは炭焼小屋もある
娯楽施設のような場所だという。
捜索を再開し、集落を抜けて
山の頂上にあるポツンと一軒家
を目指し、杉の木で覆い尽くされた
山道を暫く上っていくと、
対向車が現れた。
山道でバッタリ出会った
対向車を運転していたのが
ポツンと一軒家の主
タカノアキオさん72歳。
アキオさんによると、
捜索隊が上がってきている
山は全てタカノ家の所有地。
道路脇の植栽の整備も仲間に
手伝ってもらい、自分で
やっているそうだ。
だが、この日はアキオさんに
用事があって、山を下りる
途中だった。
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するとそこに、捜索隊の後ろからも
山を上ってきた車があった。
そして、その運転席から
女性が下りてきた。
女性はアキオさんの奥さん。
その奥さんの鶴の一声で、
アキオさんは用事を
延期して貰える事になった。
道中の土手はキレイにされていて、
側の土手の上に植栽が沢山、
両サイドに植えられていた。
ポツンと一軒家に到着。
白い屋根の建物が3棟建っていた。
敷地の入り口には、廃園となった
保育園から貰ってきた遊具を設置した
広場があって、奥には様々の種類の
植林が奇麗に植えられている。
そこはまるで、公園のような場所。
10年前にやり始めて、友達が来て
手伝ってもらったそうです。
アキオさんも建設会社を
何十年もやっていた。
実家の酒屋は、奥さんに任せて
二十歳の時から土木建築会社に
勤め、40年 現場で作業された。
会社を定年退職した後、アキオさんは
仲間に手伝ってもらい、山を開拓。
孫たちが遊べるように、
ブランコなどの遊具を設置した。
この山の頂上を切り開いて
公園を造ろうと思ったのは、
山頂まで通じる道が出来たのが
きっかけだという。
元々、この辺りには奇麗な花を
咲かせるツツジが沢山、
自生していた。
友人が大工などで、
業者は使わず、
自力で建設。
山頂のポツンと一軒家で
年を越し、家族そろって
新年を迎えるのが
年中行事になる。
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衛星写真に写った
大量に吊るされた物は、
鯉のぼりだった。
アキオさんの我が子が
大きくなって、ずっと押し入れに
眠っていた鯉のぼりをある時、
山頂に泳がせると、麓の人達が
もちよって30世帯分集まった。
宿泊棟の隣にあるトイレを併設した
建物でその時に集まった人をもてなす。
室内の設備や家電は、
全て貰い物。
外でバーべキューを楽しみ、
その際は必ず皆で猪を食べる。
山頂を開拓する際に伐採した
木を炭にする焼き窯を仲間と
一緒に作っていた。
窯に木を入れて炭になるまでの
2日間は泊まり込んで火の番をする。
色とりどりの花を咲かせる
広い敷地を見渡せる
一番高い場所には高さ4mの
展望台がある。
それは、大きなナラの木の周りに
丸太と鉄筋で頑丈な床を組んだもので
5~6年前に作っていた。
今、新たな構想を計画中で、
それを実現するために、
山頂の公園から500mほど離れた
山の中に開拓中の土地があるそうだ。
そこは、両親が稲作をした
田んぼの跡地があり、
それを復活させるのを
目標にがんばっている。
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