今回は8月2日放送の

あの家は今・・・?

ポツンと一軒家

を振り返ってみます。

 

 

1年7ヵ月前に訪ねた

あのポツンと一軒家は今?

 

 

 

 

 

千葉県の山奥にあった

ポツンと一軒家の主は、

イワタカズヒサさん当時68歳。

 

ここには住まず、

掃除や補修のため

毎日通っている。

 

本当はここに住みたいけど、

農業という自分のもう一つの

仕事があるので、普段は

お米を作りをして仕事の

合間にこの山で遊んでいる。

 

30年前から山の木を

間伐を始めたイワタさん。

 

間伐材でログハウスを造り、

夏は川で遊びたい人が来れば、

川案内をしている。

 

昔、この辺り一帯は

上総地方と呼ばれており、

その自然を知ってもらう

場所として「かずさの森」

と命名した。

 

野生の鹿が増えて、

それに伴ってヒルが、

いっぱい出てしまったので、

ヒル退治用にチャボを

飼っている。

 

そのうちに、子供たちにも喜ばれ、

卵もくれるし、天変地異があったら

お肉を頂くなど役に立っている。

 

 

   

Sponsored Links

   

 

 

あれから1年7ヵ月

 

去年の台風でだいぶ

変わってしまったという

イワタさん。

 

土砂崩れがあり、ひどい所では

電線から何から全部を巻き込んで、

1ヶ月近くも山の方には

電気が届かなかったようだ。

 

その結果、食材は全て

腐ってしまった。

 

それから、ツリーハウスが完成!

 

ツリーハウスをみせてもらう為、

ポツンと一軒家へ向かう。

 

コロナの関係で山の人たちも

来ないし、今年は去年からの

台風で影響も出ている。

 

3週間くらい停電が続き、

イワタさんは車を遠く離れた

所に置いて動物の世話をするために、

餌を持ってジャングルみたいな所を

掻き分けて2日に1回通ったという。

 

 

以前来た時、仮組みしていた

ツリーハウスには、階段が付いて

回って登って行けるようになった。

 

ツリーハウスに登ると、

ワラビ畑が一望できる。

 

イワタさんの次の目標は、

静電気発電。

 

池の水を使用して、

水車を回して、電解液の中を

絶縁体で作った素子を回そう

と考えている。

 

その池の木に、場所によっては

天然記念物であるモリアオガエルの

卵塊がある。

 

卵塊の中から数百匹のオタマジャクシが

生まれるといわれている。

 

ずっと日照りが続いても、

卵の水分を守るために、

泡状にしておくと

乾燥から守れるようだ。

 

 

   

Sponsored Links

   

 

 

池の中にはモリアオガエルの

オタマジャクシの他に、

ミズカマキリゲンゴロウ

生息していて、子供たちが

来てすくったりしていて、

観察できるようにボートもある。

 

モリアオガエルをみるために、

ボートに乗って観察に出掛けるが、

鳴き声だけで姿を確認する事は

出来なかった。

 

カメラマンが何かを発見したが、

カエルの天敵である蛇の

ヤマカガシだった。

 

モリアオガエルは、雌の方が

雄よりも体が大きくて、

4月から7月が繁殖期。

 

雄が鳴いて雌を待っている。

 

池からあがると、ワラビやキクラゲ、

タラノキなどを採って天ぷらにして

もてなしてもらう。

 

コロナ禍にあっても変わらず、

大好きな山の中で自然と共生し、

いつの日か自給自足の村にする

夢を追い続けている。

 

 

   

Sponsored Links