今回は1月20日放送の
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組で今回は、
千葉県にあるポツンと一軒家。
きれいに整備された
広い畑地がある。
最寄の集落から情報を
得るため捜索を開始。
すると、今から出掛ける
住人に道を尋ねようとすると
衛星写真も見ないでお父さんが
一軒家の情報を提供してくれた。
お母さんも登場し、イワタさんという
方の一軒家で、かや林に囲まれた
丸太小屋だという。
そしてその山にはヒルが出る
という事で、ヒル除けスプレーも
入手できた。
教わった坂道を通り越して、
さらに急な坂道を探していく。
ところがどっこい、無人の車や
重機が停まっている場所にたどり着く。
そして、先に進む道には、
立入禁止と全面通行止看板。
通過した坂道まで戻り、
看板を見てみると
オートキャンプ場の文字。
そこを登ると、イワタさんの
一軒家?とりあえず凄い急な坂道を
進むと一人の男性が車を
誘導してくれる。
その男性にイワタさんですか?と
聞いてみると、イワタさんの家は
もうちょっと先行って、通行止の
先で、その男性はオートキャンプ場の
管理人さんである事が判明した。
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管理人さんに衛星写真を確認
してもらうと、その場所は
イワタさんの家ではないというw
手掛かりとなる情報がなくなり、
もう一度、通行止の場所へ。
そこに土砂運搬のトラックが
土砂をおろしてた運転手さんに
尋ねてみると、その運転手さんは
昨年放送した千葉県のポツンと一軒家
の鈴木さんの親戚の方で、衛星写真は
東大演習林だという。
麓にある演習林の事務所に向かい
確認してもらうと、確かにそこは
千葉演習林の郷土作業所
(東大演習林)だという。
演習林自体は森林の研究をする
大学が所有するフィールドで、
その中でのこの畑は木を
育てるための畑。
明治27年 日本初の東大演習林 創設。
面積は2,226haで品川区とほぼ同じ。
演習林とは、樹木や植物などの研究を
行う場所で、森林内の野生生物・地質
や気候などが研究対象だそうです。
敷地内には4つの研究施設と
宿泊施設が2つ、長期滞在する
研究者用のロッジもあるとか。
ポツンと一軒家は、その施設の1つで、
全国に広がる「松枯れ」について研究し、
品種改良で病気に強い松を開発する。
宮城県の松島に植えられているのも、
そこで品種改良された松を植樹、畑
では松の苗を育成していた。
普段は立ち入り禁止だが、
年1回 春に一般公開も
されているそうですよ。
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後日、改めてイワタさん宅へ
行くことになった。
ヒル除けスプレーをかけて
通行止めの所を歩いていくと、
舗装されているが多くの落石が
見受けられた。
ポツンと一軒家の主は、
イワタカズヒサさん68歳で、
こちらは林業を営んでいた
祖父の山だそうで、父親の代から
農業に専念し、麓の集落に
親子3人で暮らしているという。
ログハウスは全てカズヒサさんが
約20年かけて8棟を独学で作った。
20年前に自然体験施設「かずさの森」
を開園し、都会では出来ない自然体験を
子供達にも体験して欲しいと思い、
週末に山の楽しみ方を指導。
ずっと来てくれる子供たちの
成長の様子を見ると、どんどん
たくましくなるのがわかり、
自分の考えをしっかり持っていて、
それをはっきり言えている。
自立しようとしている姿が
垣間見えるのを見ていると
やってて良かったと
感じるのだそうです。
カズヒサさんには、
自立村を作ろうと思う
大きな夢があった。
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