今回は2月28日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
レギュラー放送100回記念SPだが、
特番ではないw
広島県との県境の山奥
建物は合計4棟
整備された棚田
道路は確認できる
衛星写真で見つけた島根県の
ポツンと一軒家を目指し
最寄りの集落から捜索を開始。
集落に到着する。
最初に聞いたお父さんによると、
衛星写真に映っている2つの建物は
別々の世帯が住む家で、カゲヤマさんと
フジハラさんの2軒のお宅だという。
捜索再開、お昼休憩中の除雪車を
運転できるお父さんに聞いてみると、
集落で道を尋ねた最初のお父さんは
どうやら勘違いをしていたよう。
目指すポツンと一軒家は
その先である事がわかった。
また、そのポツンと一軒家は
人が住む民家ではなく、
神社ではないかという。
でも、田んぼがあるので
神社よりも下にある
キリハラさんの家では
ないかという。
キリハラさんは90歳前後の男性で、
1人暮らしをしているそうだ。
目指すポツンの前に
牛の神様を祀る神社に立ち寄る。
そこは、八重山神社。
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建物を発見したが、どうやら
それは神社ではなく、
宮司の住居のようだ。
神社っぽい入り口は、
長い階段の先にあった。
階段をあがると、
神社の間を守るように
向かい合わせで置かれた
一対の石像があった。
異形狛犬の様で、この狛犬は
島根県の世界遺産 石見銀山にある
五百羅漢を手掛けた初代の石工、
坪内平七が十七歳の時に彫ったもの。
手足は獣、体は人間、顔は龍を
モチーフに作られているという。
江戸時代中期 奉納された
山陰地方最古の狛犬だそうだ。
門の中には左右1体ずつ、
随身像が安置されていた。
さらに延々と続く石段の上に
本殿がある。
450年もの歴史を持つ八重山神社に
捜索隊は、今後の捜索の無事を
祈願して社を後にし、捜索再開。
キリハラさんの家に到着したが、
玄関で対応してくれた方は女性。
どうやら、夫婦で暮しているらしい。
急遽、用事をきりあげて帰ってきた
くれたのがポツンと一軒家のあるじ
きりはらひでのぶさん88さいと
やえこさん86歳。
この家には、昭和8年から
住んでいるという。
平屋の建物がご主人の生家。
もともと、トタン屋根の平屋に
住んでいたが今は隣に増築した
2階建ての家で暮しているそうだ。
50年も前に廃業したが、
先祖代々 畜産農業
だったというきりはら家。
先祖から受け継いだ
およそ1800坪の田んぼで
長年 米作りをしていたが、
去年で終了。
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さらに仕事があった。
それは中国・山陰地方、
特に島根県で盛んだったらしい
たたら製鉄。
室町時代に日本で生まれた
伝統的な製鉄技法。
粘度で作った炉の中に
砂鉄と木炭を入れ、
天秤ふいごとよばれる
足踏み式の送風機で炉に
風を送り、丸4日間
低温で加熱。
そうすると、不純物が少ない
良質な鉄を生産できる。
鉄の需要が高まった幕末から
明治にかけて最盛期には、
全国のおよそ8割の鉄が
島根県で生産されていたという。
田部長右衛門は島根県で
たたら製鉄を家業にしていた
地主で、県内に2万5000haの
広大な山林を所有し、大量の
鉄を生産していた。
江戸時代初期に所有する山に
たたら場を設けると、周りに
農地を開拓し、家を建てて
集落を作り、製鉄事業の
働き手を迎え入れる。
昔は、45軒くらいある集落て、
きりはらさんの祖父も
たたら製鉄に従事されていた。
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