今回は6月17日放送の
THE突破ファイル
突破交番
なぜかココだけ事故多発…
魔のカーブと保養所の関係は?
を振り返ってみます。
現在、日本全国にある交番の数は
約6,000ヵ所で、実際にあった
驚きの解決法をもとにドラマ化し、
クイズを出題されたもの。
日本一事件が舞い込んでくる交番
魔のカーブに隠された秘密とは…?
事故続発!魔のカーブの謎を解け
日本全国には、魔のカーブがいくつも
存在しているが、中でも警察も首を
かしげる奇妙な場所がある。
2人が乗った車でドライブ中に
事故に遭い、怪我の状態は
首をやっちゃった程度。
事故当時、運転していた男性は、
いくらハンドルをきっても
曲がれなかった。
100M先 魔のカーブ スピード落とせ
という看板が見えたので、
減速して曲がっていた。
車も整備に出したばかりで、
普通に運転出来ていたので、
車自体に問題があった訳でもない。
この辺りには、
同様のカーブが沢山ある。
だが、そこだけ
事故が多発しているという。
見晴らしもよく、
道は比較的平たんで、
スピードが出る要因もない。
峠道故、ガードレールは
あるものの、崖から
転落すれば大惨事の可能性も。
そこで捜査を進めると、
魔のカーブの不可解な事実が明らかに!
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魔のカーブで起きた過去の事故を
調べてみると、ドライバーは皆、
口をそろえてハンドルをきったけど、
曲がりきれなかったと証言している。
そしてこの事故は、ちょうど
3年前(平成30年6月9日)から
急増している。
ほぼすべての車が、
低速で進入しても
曲がりきれず、
ガードレールに
衝突している。
そこで、警察が目をつけたのは
崖の上のポニョならぬ、
崖の上の保養所だった。
保養所の管理人と話をする警察。
下のカーブで起きる事故について
調べているという警察に管理人は、
峠を攻める走り屋がうるさくて、
ただでさえ参っているのに
ちょくちょく事故も起こしやがって
ホントこっちは迷惑してんだよ
と、言い放つ。
保養所が出来たのが3年前で、
管理人が来たのも3年前。
2人が乗った車が事故した際、
現場を覗く管理人の姿を
1人の警察は見ていた。
保養所の中を管理人が
警察に案内している最中にも、
魔のカーブで事故が発生!
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ハンドルをきっても曲がれない
魔のカーブで多発する事故の原因とは!?
車は曲がる際、外側に向かって
引っ張られる力・遠心力がかかる。
そのため、一般的にカーブの路面は
遠心力を抑えるため、
サーキット場のようにバルクと
呼ばれる外側に向かって高くなる
傾斜がつけられる。
だが、魔のカーブの傾斜はその真逆。
内側から外側に向かって、
微妙に低くなっている。
傾きによって遠心力が強まり、
いつも通りにハンドルをきっても
曲がりきれずに事故が多発。
この現象は、わずか2度の傾きでも
起きる現象のため、原因不明と
なっていたようです。
その原因は、3年ほど前に
保養所の工事によって、
この辺り一体に地盤沈下が
起きていたから。
交通事故鑑定人 中島博史さんによると、
路面を支える地形が変化して
路面か傾いてしまう経年劣化や
地盤沈下などによって、
カーブが逆バンクになって
しまうことがある。
とくに山道、左右にくねっている道の場合、
逆バンクがありえるというふうに考えて、
出来る限り速度を落として曲がって
欲しいという。
現在は、国や自治体の
定期検査をしており、
逆バンクが見つかった場合は
修繕工事を行っているそうです。
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