今回は8月17日放送の
ザ！世界仰天ニュース
真夏のまさかの危険SP
を振り返ってみたいと思います。
恐怖の誕生日会
ドライアイスが奪った命
2020年 モスクワで
恐ろしい事件が！
家庭用医薬品の安全な取り扱い方などを
インスタグラムで発信し、160万人もの
フォロワーを抱えるインフルエンサーの
女性の誕生日会を地下の豪華な会場を
貸し切りにして行っていた。
そこにはプールで、数人の参加者が
防護服のようなものに着替えて、25kgの
ドライアイスをプールの中に入れた。
白い煙を発生させて、
日常では味わえない
空間を演出した。
これはイベントなどでも
よく使われる演出だそうだが、
かなり安全に配慮して行われる。
だが、彼らにはそんな知識も
なかったのか、とんでもない
大事故が起こってしまった。
ドライアイスを入れたプールに
1人の男性が飛び込み、テンションの
あがった人たちも次々と飛び込んだ。
その後、プールに飛び込んだ
6人のうち3人が亡くなったという。
それは、ドライアイスの使い方を
誤った恐ろしい結果。
ドライアイスとは、二酸化炭素を
固体化させたもので、その温度は
-79℃なので空気中では昇華。
気体の二酸化炭素になっている。
炭酸飲料のシュワシュワも
二酸化炭素。
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この事故に関して
ドライアイスの専門家
国立大学法人 電気通信大学
石垣博士によると、絶対に
やってはいけないことを
全てやってしまっているという。
まず、水にドライアイスを
入れたって所が、かなりの速度で
ドライアイスが気化したと
考えられるという。
空気中のドライアイスは、
その周りの空気も冷やすので、
溶けるスピードも遅い。
ドライアイスを水に浸けると、
水は冷えにくいため、
溶けるスピードが速い。
ドライアイスから出たCO2は
非常に冷たく、冷たいもの
というのは重たくなり、
下にたまる。
ドライアイスが水に溶け、
CO2が水面付近にたまった
その濃度は100%に近かったと
考えられ、通常、屋内の
二酸化炭素の濃度は0.05%で、
もし二酸化炭素の濃度が
3~6%になると、過呼吸・
頭痛・めまい等が
起きるという。
10%以上になると数分以内に
意識を失い、放置すれば呼吸が
停止し、死に至ってしまう。
あのプールの水面上には
おそらく100%に近い
二酸化炭素の濃度が。
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高濃度の二酸化炭素を吸い込むと、
一瞬にして呼吸中枢がマヒし、
呼吸困難を起こして死亡する。
助かった男性は背が高く、
高濃度の二酸化炭素を吸わずに
助かったが、他の人たちは
飛び込んだ瞬間に死亡と
思われるそうだ。
二酸化炭素中毒による窒息死
冷えた二酸化炭素は重く、
プール内にたまったため、
プールに入らなかった
人たちは無事だった。
この事故は捜査が続いているが、
ドライアイスの演出を企画した
誕生日だった女性の夫が
過失致死の責任を問われるが、
夫もプールに飛び込み亡くなって
いるようです。
絶対に大量のドライアイスを
密閉空間で溶かしてはいけない
よく飲むペットボトル飲料で謎の病
とある会社が、真夏の暑い日に
恒例行事のソフトボール大会を
行っていた。
張り切る男性社員は
熱中症にならないように
スポーツドリンクを
がぶ飲みして、十分に
気をつけているつもりだった。
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