今回は8月15日放送の

日本全国大捜索‼

ポツンと一軒家

を振り返ってみます。

 

 

衛星写真を拡大すると見えてくる、

山奥にポツンと建つ一軒家に

スポットを当てる番組。

 

 

 

道の突き当たり

黒い屋根の建物

建物は3棟?

長く特殊な形状の建物?

衛星写真で見つけた岡山県の

ポツンと一軒家を目指し

最寄りの集落から捜索を開始。

 

 

白い洋服を着たおさんを見付け、

衛星写真を見てもらうと、

オグラシズエさんの家だという。

 

目指すポツンと一軒家あるじ

71、2歳のオグラシズエさんで、

1人暮らしをしているらしい。

 

さんによると、ちょっと

離れているけど同じ部落で

この辺りは7割ぐらいオグラ姓、

さんの名字もオグラさんだという。

 

道を教えてもらい、捜索再開。

 

 

国道を約1km走り、

トンネルの手前を右に入る。

 

暫く走行し、車1台分ピッタリ

幅2mの道を進む。

 

険しい山道を奥へ奥へと

走って行くと、屋根を発見!

 

 

古い歴史を感じさせる一軒家。

 

 

 

 

捜索隊が来るんじゃないかと

言われていたという

ポツンと一軒家あるじ

オグラシズエさん71歳。

 

優秀な番犬 マロン

ずっと吠えられる捜索隊

 

マロンは捨て犬で生まれて

数ヵ月から飼っている。

 

 

   

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江戸時代から代々、

ここで暮しているという

オグラ家。

 

家のすぐ側には、

先祖代々のお墓がある。

 

墓石に彫ってある文字が

風化して認識できない

ものがあるが、これは

明和天明享保とかが

ありましたから江戸時代の

ものではないかという。

 

 

オグラ家の4人姉弟の長女として

生まれたシズエさんは現在、

1人で実家で生活している。

 

トタンの建物の中には、

薬師寺如来が祀っている。

 

この薬師様は昔、山中一揆

あった時に、シズエさんの先祖

参加したそうだ。

 

山中一揆とは、江戸時代に

現在の岡山県にあたる美作国

津山藩領の山中地域で起きた

百姓一揆。

 

年貢を増やされた農家の不満が

燻る中、藩の役人が村の蔵から

年貢米を持ち出したことで、

農民の怒りが爆発。

 

4000人もの農民が決起し、

大規模な一気に発展したが、

約1ヵ月後には鎮圧され、

多くの農民が捕まり、

処刑されたそうです。

 

その頃、農家だった

オグラ家の先祖

山中一揆に加わったが、

仏師を装い、逃げ延びたと

伝えられている。

 

 

戻って来た先祖が始めた仕事は、

木地師と呼ばれる轆轤を使って、

お椀やお盆などの木工品を作る

木工職人となった。

 

 

   

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地元の高校を卒業後、

看護学校に通って、

20歳から倉敷市内の病院で

看護師として働いていた

シズエさんは24歳の時に結婚。

 

その相手は、

入院患者さんだった。

 

 

1人息子を授かり、親子3人で

幸せに暮らしていたが、28歳の時。

 

子供が4歳の誕生日を迎えて

1ヵ月ほどして、ご主人

心不全でお亡くなりになられた。

 

子どもを1人にさせないように

倉敷の病院を辞め、山奥の実家に戻った。

 

両親子供の面倒を見てもらいながら、

地元の病院に勤務したそうだ。

 

 

家庭菜園をしているが、

出来と不出来は御天道様次第。

 

気ままな畑仕事が、

シズエさんの楽しみに

なっている。

 

 

取材中に突然、

大型バイクで颯爽と現れた

息子さん登場。

 

たまたまツーリングも兼ねて

帰省したという。

 

息子さんは18歳の

高校卒業時に知らない場所を

知りたくて独立。

 

現在、実家から100㎞離れた

町のホテルに勤務されている。

 

この山奥で親を1人に

させておくのは心配だが、

仕事も生活もある。

 

いつかは同居したいが、

現在は未定だという。

 

 

体が動く限りはこの山奥の

ポツンと一軒家でお墓を

守っていく。

 

動けなくなったらどうにでも

して下さいというシズエさんの

姿があった。

 

 

   

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