今回は12月7日放送の
ザ!世界仰天ニュース
おなかが出ない大食い女子の謎
を振り返ってみたいと思います。
なぜ?おなかが出ない
大食い女子の謎
人気漫画雑誌のグランプリになり、
Youtuberとしても活躍中の
白石陽菜さん28歳。
彼女の身長は153㎝、体重42㎏で、
3kgのお弁当をペロリと平らげて
しまう爆食女子。
しかも、大食いしても
おなかが出なという。
1993年に神奈川県で生まれた
白石さん、生まれた時は
普通サイズで、小さい頃は
好き嫌いが多く1人前の食事を
半分残すほどの小食だったそう。
ところが、高校生の時。
とくに太っていた訳ではないが、
友達の間で話題になっていた
脂肪燃焼スープダイエットを
やっていた。
だが、すぐに飽きてやめてしまう。
でも、捨てるのも勿体ないので
味を変えてバターを入れてみると、
これにドハマりし、スープを
アレンジする。
突如、食べることに興味が湧いた
ある日、目の前に大好きなカレーがあり、
食べていると、不思議なほど幸せな
気持ちになった。
この日、お米5合を一気に食べ、
足りずに再び炊いた。
それを繰り返し、1日で
15合を完食したという。
大食いに目覚めた彼女は
そのことを自覚し、
漫画みたいな
メガ盛を完食。
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白石さんは大食いの皆さんが
良くいう食べてすぐ、トイレに
行くとかは全くないという。
いっぱい食べても、おなかが
ほとんど出なくて、学生時代に
友達から羨ましがられていた。
約3kgの食事を終えたあと、
そのおなかはどうなっているのかを
調べてみる。
食前と食後を比べてみると、
食後はやや膨れているが、
3㎏の食べ物が入っているとは
思えないくらいだった。
また、ロケ中に1度も
トイレに行っておらず、
体重も3㎏増えたまま。
食後から1時間30分後も
トイレに行きたがらない
彼女をCT検査する。
普通の大食い女子ならば、
とっくにトイレに行って
出しているだろう時間に
彼女の胃袋の中にある。
大竹真一郎医師によると、
胃にこれだけ入っているから、
本来ならおなかが前に出るが、
横に広がっているから、
それほど目立たないのだそうだ。
胃袋が前後ではなく、
横に伸びているから!
そんな彼女は便秘気味。
沢山食べても太らない方法を
研究している順天堂大学医学部
准教授 清水逸平医師によると、
白色脂肪と褐色脂肪があって、
褐色脂肪は代謝して熱を放出。
食べても太りにくい人は、
褐色脂肪が活性化しているから
なのではないかというふうに
考えることもできるという。
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白色脂肪に脂肪を
ため込む人ほど、
太るといわれている。
褐色脂肪とは、その
白色脂肪にたまった
脂肪を燃焼させる
役割がある器官だそう。
清水医師によると、
肥満の人は褐色脂肪が
活性化しにくいことが
研究でわかっている。
室温を22~24℃に統一して10分間、
冷水に手をつける前と後を
サーモグラフィーで鎖骨付近を観察。
褐色脂肪は寒冷刺激を与えると
活発になり、熱を発生するため、
褐色脂肪が活発(太りにくい体質)
な人は、サーモグラフィーで
鎖骨付近の温度が、
上がりやすいという。
白石さんの検査結果は、
首や鎖骨付近が赤く変化。
褐色脂肪の機能が
高いということが
わかった。
清水医師の研究によれば、
太りにくい体質の可能性がある。
さらに白石さんは
寒冷刺激をする前から
首の周りが赤かったので、
元々代謝が良い太りにくい
体質の特徴といっていいという。
長時間、胃袋に食べ物があると、
連続で大食いが困難。
彼女は大食い女子ではあるが、
毎日大食いしている訳ではない。
週に1回ほど大食いをするが、
それ以外はそんなに食べることは
ないのだそうだ。
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