今回は2月1日放送の

ザ!世界仰天ニュース

謎のアレルギー

を振り返ってみたいと思います。

 

 

 

 

かわいいネコに囲まれ

まさかのアレルギー

 

2014年 島根県出雲市に住む

男性は猫を愛する家族のもとに

育って、彼自身も猫が大好きな

少年だったそうだ。

 

4月から中学生になり、

いつものようにしっかりと

朝食を食べて学校へ!

 

その日の午後、体育の授業で

バスケットボールをしていると、

突然 全身に蕁麻疹が出てしまう。

 

こんなことになるのは

初めてのことで、原因として

思い当たることもなかった。

 

親と病院に行き、

薬が処方され、

様子をみることに。

 

蕁麻疹の原因の7割以上が

原因不明だそうで、初診では

原因の特定より、薬で様子を

みるのが一般的。

 

翌日には元気になったが、

昼休みのバスケット中に

またしても蕁麻疹の症状が。

 

ちょっと慣れた少年は、

かゆいのを少し我慢すれば

いいというくらいに思っていた。

 

その後、3ヶ月は症状が

出ることはなかったそうだが、

またもや異変が!

 

蕁麻疹に加えて、

呼吸困難になり、

病院へ。

 

点滴を打つと、

症状は落ち着いて

何かのアレルギーと

疑われた。

 

 

   

Sponsored Links

   

 

 

医師が疑ったのは症状が

出る前に食べた学校給食。

 

全てを検査したが、どれも

アレルギーとは考えづらい

結果だったそうだ。

 

何に気をつければいいのか

わからず、別の病院を

受診するが、原因不明。

 

アレルギーの専門医がいる

島根大学医学部付属病院へ。

 

担当したのは千貫医師で、

運動している時に発症した

事から運動誘発性の

小麦アレルギーを疑う。

 

そして、皮膚テストや

小麦のアレルギー成分を

採血した血液と混ぜて、

アレルギー反応が

起きるのかを調べたが、

少年は小麦アレルギー

ではなかった。

 

ゴム製品にアレルギーを持つ

ラテックスアレルギーの人が、

アボカドやキウイに対しても

アレルギー症状を起こすことがある

交差反応のことを医師が

思い浮かべた。

 

これはゴムの抗原とアボカドや

キウイの抗原が似ているため、

ゴムと間違って認識し、

アレルギー反応を示してしまう。

 

医師はもう一度、少年が食べた

ものを確認する。

 

ハムやソーセージを症状が

出た日に食べていた少年

検査を受けると、豚肉に強い

アレルギー反応があった。

 

医師少年にネコアレルギーが

あるかを調べると、自覚症状は

なかったが、血液検査の結果、

ネコアレルギーと判明した。

 

 

   

Sponsored Links

   

 

 

すると医師は豚肉‐ネコ症候群

pork-cat syndromeだと思われる

と診断していた。

 

交差反応のひとつで、

血清アルブミンと呼ばれる

ネコのタンパク質とブタの

タンパク質が似ていることで

引き起こされる豚肉アレルギー。

 

少年はネコアレルギーが原因で、

豚肉アレルギーになったと考えられた。

 

千貫医師は、十分火の通った豚肉を

摂取するように普段から

気をつけていると、発症せずに

すむんではないかと思うという。

 

豚肉の血清アルブミンは、

加熱するとアレルギー症状を

引き起こさなくなるのだという。

 

加熱不十分のハムやソーセージを

食べて、数時間後に激しい運動を

した時のみ発症していた。

 

まさかの原因でアレルギーを発症した

少年は今でも豚肉を食べていて、

これからの人生、ネコがいないのは嫌。

 

ネコが部屋に入ると、涙とクシャミが

止まらなくなるけど、6匹飼っている。

 

 

 

防ぎにくい

アレルギーの秘密

 

神奈川県川崎市の少女

ある食材を食べて

呼吸困難になり、

緊急搬送された。

 

その食材にかなり

気をつけていたが、

何故か口にしてしまっていた。

 

 

   

Sponsored Links