今回は5月10日放送の
林修のレッスン!今でしょ
医師も驚き!生産者がやっていた
トマトの5大栄養素を逃さず
食べる方法を振り返って
みたいと思います。
トマトの栄養
どこに何がある?
組織ごとに含まれる
栄養素が異なる!
先生方によると、
生産者さんたちがその組織の
特徴に合わせた上手な食べ方を
していたという。
東海大学 農学部食生命科学科
永井竜児教授によると、
トマトの種は1個あたり
約100個ある。
※個体差があります
種を包むドロっとした
部分の名前は、ゼリーw
これはトマトの種を育てたり、
守ったりするために大事な組織で、
お母さんのおなかのようなもの。
ビタミンC・GABA・グルタミン酸
などが含まれていて、その周りにある
果肉は種やゼリーを守る筋肉のような物。
熟す前は緑で、熟したら赤くなる。
赤い色をもたらす色素はリコピン。
トマトが赤くなる
=リコピンが増えている
果肉にはリコピン・βカロテン
薄皮には食物繊維・リコピン
などが含まれている。
トマト全体の組織に永井先生たちが
世界に先駆けて、研究するトマトの
新栄養成分が入っているんだとか。
高めのコレステロール&血圧低下が期待
リコピンの吸収率を高める食べ方
永井教授によると、リコピンは吸収率が
高くないが、生産者たちは上手に
吸収率を高めている。
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生産歴17年 井手トマト農園の
井手さんの食べ方は、加熱する。
リコピンの吸収を高めるために
トマトはトロトロになるまで加熱。
日本のトマトは生で食べられるように
品種改良が重ねられた世界でも珍しい
トマトなのだそうです。
トロトロ加熱トマト料理の作り方は、
フライパンにオリーブオイルを大さじ1杯。
ショウガ ニンニク 玉ねぎを
5分ほど炒める。
トマトをざく切りにしたら、
フライパンに全て投入し、
ヘラでつぶしながら
10分ほど煮込む。
エビを塩こしょうで炒める。
10分後、トマトがトロトロに
なったら、カレー粉を入れる。
エビを添えて出来上がり。
パクチーはどっから出た?
他には、ミニトマト・
トマトジュースなどを
パスタと白ワインで加熱する
トマトソースパスタ。
トマト 豆腐 ひき肉 長ネギを
豆板醤などの調味料と炒める
マーボートマトを井手さんは
よく食べるという。
トマトは加熱したり、
煮込んだりすると、
旨味成分 グアニル酸が増加!
医師・専門家は、トロトロに
なるまで加熱する料理こそが、
リコピンの吸収率を高める
最高の調理法の1つと評価!
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永井教授によると、
加熱するというのは、
組織の中に入っている
リコピンを出すということ。
リコピンはトマトの細胞のなかに
入っているが、細胞が結構 丈夫で
生で食べても消化しきれない.
しかし、加熱を加えると
細胞壁が徐々に弱まって、
リコピンが出やすくなる。
生産者さんはそれに加えて、
ヘラでつぶすことで、熱で
弱った細胞壁を壊して、
吸収力がUPできる。
井手さんが作ったトマトカレー
の中で、使ったオリーブオイルは
リコピンと非常に相性がよく、
接触する事によって吸収率が
約4倍に高まるといわれている。
リコピンの吸収性を高めるには、
ミートソーススパゲッティでも可!
ミニトマトでも同様に加熱すると
吸収率はあがる。
品種によって異なるが、
ミニトマトのリコピン量は、
トマトの約3倍!
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