今回は9月25日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
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棚田か段々畑?
急斜面を開墾?
敷地に沿って道路が
建物数棟が密集
衛星写真で見つけた山口県の
ポツンと一軒家を目指し、
最寄りの集落から捜索開始。
最寄り集落に倒着。
川を見ているお父さんを発見し、
衛星写真を見てもらうが、
自分ではよくわからないからと、
お父さんが営む自動車整備工場へ。
お父さんの息子さんを
紹介して貰い、聞いてみると
ツタカワスミオさんの所だという。
目指すポツンと一軒家の主は
90歳位で夫婦2人暮らしだが、
もしかしたら奥さんが入院中
かもしれない。
並んでいる大きな建物の
家のどちらか1棟は親戚の家で、
今は誰も住んでいないそうだ。
道を教えて貰い、
ポツンと一軒家に辿り着いた。
よくこの番組を見ているという
ポツンと一軒家のあるじ
つたかわすみおさん89歳。
2軒ともつたかわさんの家、
上が本家(空き家)で
すみおさんの所が新宅。
本家には義兄宅。
奥さんがここの生まれで
すみおさんは婿養子。
息子さんが定年になり、
毎日こっちに帰ってくるそうだ。
他に造る場所がなく、
庭に生前墓がある。
作業中の息子さんを呼んで
外で話をしていると、
その話し声に気付いて
お母さんも家から
出てきてくれた。
大昔の崖崩れ跡を開墾。
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9人兄妹の末っ子として生まれ、
両親と兄姉に可愛がられた
という奥さんが生まれ育った
本家は兄が継承したが、9年前に他界。
以来、誰も住む人が
いなくなってしまった本家だが、
今でも週に1度は必ず亡兄の
娘家族が訪問して、築150年の
実家の維持・管理をしている。
昭和28年に結婚し、
奥さんは本家から分家へ。
婿養子を迎えるために
家を建築。
ここの敷地は元々、
全部 本家の敷地で、
結婚して田畑を
2つに分けた。
息子さんが分家の稲作を継承し、
岩国から車で片道1時間かけて
このポツンと一軒家にほぼ毎日
やって来る。
すみおさん夫婦の長男は学生時代、
山道を歩いて通学し、高校卒業後は
麓の郵便局に就職して家を出る。
昭和59年に知人の紹介で
知り合った女性と結婚。
授かった2人の息子は
独立して家を離れ、
今は山奥の実家から
50㎞離れた町に建てた家で、
夫婦2人で生活している。
先祖代々受け継いできた
田んぼを守るため、
すみおさん息子は早期退職して
様々な作業を習得した。
すみおさんは水田に入る
稲作を体力的に断念し、
棚田を一部 畑に変えて野菜作り。
すみおさんの元気の源は畑仕事。
すみおさん婿入りする際に
建てられた分家の中は…
生活用水は全て湧き水。
台所の土間から高い段差を
あがった先は、4つの畳の間を
建具で仕切った日本家屋伝統の
田の字造り。
夏は扇風機だけで、
エアコンは不要!
部屋に飾ってある作品は
すみおさんの奥さんが
デイサービスで作ったもの。
奥さんは5年前に両足の膝を手術し、
思うように動けなくなってしまってから
すみおさんが家事全般を担っている。
息子が実家に通うようになってからは
毎日、親子3人で一緒に昼食をとる。
後日、いつもは夫婦2人で暮す
ポツンと一軒家に親子4世代
総勢9人が集結。
全員が揃って向かったのは、
家から5分ほど山道をのぼった
先にある先祖代々のお墓。
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