今回は4月17日放送の

世界一受けたい授業

「絶対に学校に行け!」はもう古い

不登校という子どもたちの非常口

を振り返ってみたいと思います。

 

 

学校は必ず行く場所?

 

学校に行ったらイジメられちゃうけど、

我慢して行かなくちゃと、無理に

登校した事で自殺してしまうことも。

 

 

小中高生の年間自殺者数は、

2017年 315人   2018年 369人

2019年 399人   2020年 499人

文部科学省

「令和2年 児童生徒の自殺者数に関する基礎資料集」より

 

 

2017年に文部科学省は学校復帰のみを

目標にするのではなく、不登校の子ども

意思を尊重する方針を打ち出しているという。

 

不登校は甘えでも、怠けでもないのに

が登校圧力をかけていないか?

 

そんな中、不登校児の3%

(約4,200人)が利用している

フリースクールという

施設がある。

 

フリースクールとは、

何らかの理由で学校に通えない

子どものための施設。

 

通っている小中学生の半分以上の

児童・生徒が、在籍している学校の

出席を取得しているという。

 

 

私が通っていた高校でも、

本校とは離れた場所に

似たようなクラスがありました。

 

キッズ・ウォーでも、

フリースクール

でてきてましたよね。

 

 

   

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在席している学校の校長

判断で出席扱いになる。

 

出席日数を得ることで、

が安心して心に

余裕ができるため、

子どもにかかる登校圧力や

ストレスを軽減できる!

 

 

また、ホームスクール

注目されている。

 

ホームスクールとは通学せず、

家で家庭教師

勉強を教えること。

 

 

台湾史上最年少の35歳で

デジタル担当大臣に就任した

オードリー・タンさんも

ホームスクール育ちだという。

 

小学生の頃 イジメに遭い、

不登校になって、

ホームスクールへ切り替えた。

 

最終学歴は中学校中退ですが、

デジタル担当大臣として

活躍されている。

 

 

そんなホームスクールで学習し、

東京大学に現役合格された方もいる。

 

森崎さんという方は、

幼稚園~小学3年生まで不登校。

 

だが、「学校に行け!」

「休むなんてありえない!」

等の会話になった記憶は

全くなかったそうだ。

 

森崎さんは、無理やり

学校に行かされていたら、

負い目・引け目がより増し、

人生の早い段階で学ぶ事を

やめていたんじゃないかと

思うという。

 

現在、森崎さんは

不登校の子ども達が、

オンラインで学べるように

全国の自治体と取り組んでいる。

 

 

   

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教えてくれるのは、

自身も不登校だったことを

きっかけに、20年にわたり

不登校問題に取り組んできた

不登校問題のスペシャリスト

石井志昂先生。

 

4月は子どもたちの環境が変わることで、

子どもが頑張りすぎて、場合によっては

自分を押し殺し過ぎることがあるので、

今 十分に注意が必要だという。

 

不登校の大きな理由は、

スクールカーストと呼ばれる

学校内における生徒の序列化。

 

 

今、いじめが一番多いのは、

小学2年生。

 

不登校になると学業も遅れるため、

学校に行くことも大事。

 

しかし、本当に大切なのは

本人の意思を尊重すること。

 

 

学校に行きたくない子ども

大人に何も言わない。

 

石井先生によると、

悩んでいる子どもの多くは、

に心配をかけたくない。

 

学校に行きたくなくても、

行きたくないとは言わない。

 

子どもは口に出さなくても、

行動や体調の変化で

体からSOSを出すので、

それを見逃してはいけない。

 

 

子どもがふざけてるのか

本当なのかを見分けるためには、

4つのSOSサインがあるという。

 

2つ以上該当する場合は、

要注意だそうです。

 

①腹痛・頭痛になる

 

 

学校でのストレスのはけ口として、

②ペットや兄弟をいじめる

 

 

③何度も手洗いをする

 

 

④お風呂が長時間になる

 

 

いじめを受けている子どもは、

自分が汚いと思い、何度も手洗いしたり、

長時間お風呂に入る傾向に!

 

これらの子どものSOSに気付いたら、

早めに休ませてあげることが重要だという。

 

 

   

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