今回は4月7日放送の

チコちゃんに叱られる!

Don’t sleep through ife!

を振り返ってみたいと

思いますので

宜しくお願い致します。

 

何も考えないで、

のほほんと暮していると

チコちゃんに叱られますよ。

 

 

 

なんで食パンは焼くとおいしくなるの?

 

詳しく教えて下さるのは

工学院大学 先進工学部

山田昌治博士。

 

山田博士によると、それは

エントロピーの法則だという。

 

外側のカリッとした部分は、

熱を加えることによって、

パンの糖分とアミノ酸が

化学反応を起こしたもの。

 

きつね色になり、

香ばしさが出る。

 

とりわけ重要なのが、

中のもっちり感。

 

その食感はパンの中にある

デンプンが水分を取り込むことに

よって生まれるが、実はパンを

焼くと温かくなった表面の水分が、

中心部分に集まってくる。

 

一部の水分は表面から蒸発するが、

同時に表面から中心に移動してくる

水分があって、これがもっちり・

ふんわりを生み出している。

 

焼くと水分が中心に集まるのは、

宇宙の真理 エントロピー増大の法則

が、働いているから。

 

エントロピーは簡単に言うと、

乱雑さのこと。

 

宇宙にはエントロピー増大の法則

というのがあって、この世の出来事の

すべては放っておくと、

乱雑さが増えていく。

 

 

   

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そしてそれは決して、自然に

元に戻ることはないという法則。

 

コーヒーにミルクを入れると、

コーヒーだけ・ミルクだけの

整理された状態から、お互いが

自然と混ざり合って、乱雑な状態。

 

つまり、ミルクコーヒーという

どの部分も均一の状態になろうとする。

 

そして、これが勝手に元の

コーヒーとミルクに戻らない。

 

この乱雑さの具合が

どんどん増えていくことを、

エントロピー増大の法則という。

 

 

きれいな部屋もあっという間に

汚くなっちゃうのも

エントロピー

 

絶対、元に戻らないのが、

エントロピー

 

なぜ、元に戻らないのかは謎。

 

 

散らかっている部屋と

食パンに同じことが起きている?

 

パンを焼くとまず、熱源に近い所から

温まるため、表面は高温。

 

中心部は低温になって、

温度差が生まれる。

 

つまり、高温だけの場所・

低温だけの場所があるという

整理された状態。

 

すると、

エントロピーの法則によって、

高温と低温が混ざり合い、

パンの中の温度が均一に

なろうとする。

 

熱における

エントロピーの法則は必ず、

高温から低温に移動するという

きまりがある。

 

そして、熱は伝わるよりも

水分を伴うと、早く移動できる。

 

 

   

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温度差をなくすために、

表面の温まった水分が

中心部分の冷たい所に

集まってくる。

 

エントロピーの法則によって、

外側の水分が中心に集まるので、

モチモチとしたおいしい食感になる。

 

食パンを焼いた時に

表面と中の温度差が

大きいほど、水分が

多く移動してくるために、

焼く前にトースターを事前に

熱しておくと、より美味しく

食べられるという。

 

 

日常の様々な所に

エントロピーの法則が!

 

芳香剤のニオイの成分は、

容器の中に集まっている状態。

 

そこから部屋全体に均一に広がる。

 

そして、ニオイ成分が元の所に

再び集まることはない。

 

 

最初はキレイに整列していても、

放っておくとバラバラに!

 

これも、エントロピーだという。

 

 

   

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