今回は、6月13日放送された
カズレーザーと学ぶ。
菌の鉄壁バリア”バイオフィルム
を振り返っていきたいと
思いますので宜しくお願いします。
洗っても復活・・・生乾きの正体
金の鉄壁バリアとその撃退法
洗剤と菌の研究をして30年、
横浜国立大学 名誉教授 大矢勝先生。
家庭でカンタン!
バイオフィルム撃退法
60℃以上のお湯に
約1分つける→洗濯
そうすることによって、
ふやける。
乾燥だけだとニオイは
取れるが、中に菌がいて
湿るとニオってくる。
また、洗濯前に
スチームアイロンで加熱する。
ポイントは洗濯する前。
バイオフィルムは
熱に弱いため、
60℃以上のお湯や水蒸気を
かけることで、
バイオフィルムを弱体化。
加熱後すぐに洗濯することで、
バイオフィルム内の細菌も洗浄。
不衛生な家は要注意!
○○が認知症を引き起こす
30年以上にわたり
アルツハイマー病を
研究する順天堂大学 元教授
お茶の水健康長寿クリニック
医学博士 白澤卓二先生がこれまで
300人以上の患者を治療して
分かった身近に潜む発症原因とは?
アルツハイマー病っていうのは、
脳内にゴミが溜まっていく病気。
ゴミの正体が
分かったのは1983年。
アミロイドβというゴミが、
だんだん脳の中に増えていくと、
症状が重くなる。
自分自身の神経細胞が
作っていることがわかった。
出典:Dangerous blood condition may
guard against Alzheimer’s disease
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アミロイド仮説(1990年提唱)
アルツハイマー病の原因が
アミロイドβという通説。
脳の中に溜まった
アミロイドβを画像で
検出できるようになる。
頭頂葉の内側から
アミロイドβが
溜まり出すことがわかる。
この部分は空間認知の
機能があり、夜間徘徊という
お家に戻れないという症状は
最初に出る。
こういったアミロイドPET検査は、
国内約50か所の専門クリニックで
実施できる。
カリフォルニア大学の
ブレデセン名誉教授の研究で、
アルツハイマー病の発症要因の
1つにカビがある。
患者の自宅の地下室から
大量の黒カビが見つかった。
地下室にある黒カビが
体内に侵入し、
アルツハイマー病発症に
関与した。
脳の中というのは元々、物質の
行き来を制御する脳の器官、
血液脳関門があり、脳に不都合な
カビとかば黴菌が入らないように
出来ている。
ところが、マドリード自治大学の
2015年の研究で、アルツハイマー病
患者11人の死後の脳を検査すると、
数種類のカビや関連物質が検出された。
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ハーバード大学の2016年の研究で、
アルツハイマー病を発症する
マウス実験。
アミロイドβが出るマウスと
普通のマウスに致死量の細菌を
注入したところ、アミロイドβが
出るマウスの方が一日長く生きた。
脳のゴミとされてきた
アミロイドβはむしろ、脳に
侵入してきた毒素を封じ込め、
脳を守っていた可能性が。
通常だとこれらは適量の場合、
脳の自浄作用で洗い流されて
しまうのだが、カビが脳内で
増殖していると、その勢いに
負けじと、アミロイドβを
過剰に作り出し、
アルツハイマー病のリスクを
高めてしまうと考えられる。
40代で物忘れが
ひどいというのは、
疑う。
カビに要注意の食品
カビは色々なルートから
体内に侵入する可能性がある。
コーヒー豆(豆類)に生えるカビが
発がん性の高い毒素を放出。
コーヒーを熱湯で淹れれば、
カビ自体は死滅するが、カビ毒
アフラトキシンは熱に強い。
そのまま体内に取り込まれる
危険性がある。
コーヒー豆の買いだめは
要注意。
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