今回は6月23日放送の
チコちゃんに叱られる!
Don’t sleep through life!
を振り返ってみたいと
思いますので
宜しくお願い致します。
何も考えないで、
のほほんと暮していると
チコちゃんに叱られますよ。
頭がいいってなに?
あえて言えば
「未知の環境に柔軟に
適応できること」。
by専門家
詳しく教えて下さるのは
心理学や知能検査の歴史を
研究している 立命館大学
総合心理学部 教授
サトウタツヤ先生。
言語理解は、
ことばを聞いて理解し、
考える力などに関わるIQ。
原西さんは出題された問題、
ワーキングメモリ―以外は正解。
本当の知能検査は
このような問題ではないが、
根底にある能力は捉えている。
IQが高い=頭がいい
という考え方に
サトウ先生は否定的。
そもそも、知能検査とは
1905年にフランスの
アルフレッド・ビネという
心理学者が開発したもので、
目的は学校教育が
浸透していく中で特別な
支援が必要な生徒を
見つけ出すこと。
知能検査やIQの本来の
目的は、人より苦手な
分野があることや勉強の
進みが遅いといった生徒の
個性を理解し、必要な支援を
与えるヒントにするということ。
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IQの高さだけで、頭のよさを
議論するのはお門違いだという
サトウ先生が考える頭のよさとは
あえて言えば、未知の環境に
柔軟に適応できる能力を
持っているということ。
それは、料理人が未知の食材を
適切に調理し、新しい料理を
作れるように誰かのまねを
するのではなく、これまでの
経験などを生かし、自分の力で
課題を達成できる人ということ。
そういった人たちが、
未知の問題が起きた際に解決し、
技術や文化の発展を
リードするということから
私は頭がいい人だなと思う。
各分野で頭がいい人
→知能検査でいい結果
とは限らない
1つの基準にとわれず、
柔軟に物事を考える。
それが頭のよさに
つながる最初の一歩。
ちなみに、流動性推理問題
の答えは、頭文字で
岡村隆史さんの名前が
できあがる。
なんで日本のラグビーの
ユニフォームは
ボーダー柄が多いの?
慶應義塾大学が
タイガーカラーにしたら
部員が増えたから
詳しく教えて下さるのは
ラグビー雑誌の編集長を
20年以上務めている
田村一博さん。
ラグビーは1823年の
イングランドのラグビー校で
誕生したとされている。
ラグビー校の名前から、
ラグビーという競技名が
生まれた。
その後、ラグビーは
ヨーロッパだけはなく、
南アフリカや
オーストラリアなど、
南半球の地域に
広がっていった。
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当時のラグビーの
ユニフォームカラーは
チームを象徴する1色を
メインに作られることが
多かった。
日本でラグビーが行われる
ようになったのは1899年。
慶応義塾大学で英語講師
だったイギリス人の
E.B.クラークさんが、
慶応大学の生徒たちに
教えたことがはじまりだと
いわれている。
当時のラグビーの印象は、
ぶつかり合いが激しいので
怖いイメージがあり、
黒色だったこともあって、
学生には不人気だった。
1903年に黒と黄色の
ボーダー柄の
ユニフォームに変更。
黒と黄色のトラ柄の
デザインを考えたのが、
慶応義塾大学の
ラグビー部だった
岡本謙三郎さん。
デザインを参考にしたのが、
アメリカのプリンストン大学の
エンブレム。
プリンストン大学は
アメリカの大学ラグビーの
発展に大きく関わった。
プリンストン大学の
カラーを参考に
→慶応ラグビー部の
ボーダーカラーが誕生!?
トラ柄のユニフォームの
おかげなのか、まだ部員が
少なかった慶應義塾大学
ラグビー部の入部希望者が
倍増したのだそうです。
その後、ラグビー部を
作った大学がユニフォームに
カレッジカラーのボーダー柄を
次々と採用。
ラグビー人気とともに、
日本のラグビー界には二色の
ボーダーユニフォームが
広がっていった。
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