今回は、1月8日放送の

クレイジージャーニー

ヨシダナギの

アフリカ少数民族の旅

を振り返って

いきたいと思いますので

宜しくお願いいたします。

 

 

フォトグラファー

ヨシダナギさんが

人生をかけ撮り続ける

被写体は、少数民族

 

にとって、ヒーロー

みたいな人たちで、

らがいたからこそ、

今のがあると

思っている。

 

ヨシダさんはらと同じ

民族衣装に身を包み、

儀式に参加したり、

怪しげなシャーマン

治療を受けたり、究極の

郷に入っては郷に従え

スタイルを実践。

 

その姿勢が少数民族との

距離を一気に縮め、

彼女にしか撮れない

唯一無二の写真を生み出す。

 

らの伝統や文化を

自ら体験し、繋いでいく。

 

それこそが、ヨシダ

作品に込める最大の

こだわり。

 

 

今回は、ベナンの少数民族

タネカを探す。

 

トーゴとナイジェリアの

間にある国。

 

日本の約3分の1の国土で、

人口は約1300万人の

ベナン共和国は年間を通して、

高温多湿な気候。

 

綿花・カシューナッツ・

パイナップルの産地としても

知られる農業大国。

 

また、植民地時代の影響で、

公用語はフランス語だが、

日常生活では40を超える

民族がそれぞれ独自の

言葉を使用しているという。

 

 

   

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少数民族 タネカ

謎に包まれた文化

 

身につけているアクセサリーは、

それぞれの家で代々、受け継がれて

いるものでお守り。

 

それをつける時は、上半身裸で

ないといけないという。

 

ヘアスタイルは

儀式が近づいてきたら、

髪を結んで飾りをつけて、

アクセサリーも

その期間につける。

 

タネカ民族の割礼とは、

性〇の一部を切除する

通過儀礼。

 

少年になる、

そんな成人式のような

節目の儀式。

 

年齢は決まっておらず、

二十歳前後になったら、

から言われるという。

 

これは必ずやらないと

いけない儀式で、

やらない人は心が乱れて、

人生を棒に振ってしまう。

 

儀式を受けないと、

もらえないし、子ども

作れない。

 

 

ヨシダさんによると、

割礼はタネカ民族の

人生で一番大事な

大きな儀式で、

割礼の時に気絶したり、

痛みや怖さでグッって

なったりするのがNG。

 

そうなると、村を

出なくてはいけない。

 

その痛みに耐えてこそ、

立派な男性ってことなので、

堂々と受ける。

 

半年間の準備期があるので、

精神統一をして、挑む。

 

 

少数民族取材は、

村長の許可なしでは、

撮影不可能。

 

 

タネカに絶対必要な

挨拶のルールは、

相槌を連呼して、

調子を伺う。

 

目上の人に対しては、

最初にこのやりとりが

不可欠なのだそう。

 

村長の許可をもらい、

歓迎の印 ”謎の飲み物”

を頂いていた。

 

それは、とうもろこしで

作ったウィーだった。

 

 

   

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王と対面

 

への挨拶の時は、

姿勢が低い(うつ伏せ)。

 

は元々、百姓をしていて、

今は4つに分かれている

タネカの集落を束ねている。

 

に選ばれるには

まず、王家であること。

 

その中で最も働き者で、

人望がある物が選ばれる。

 

民族同士の戦いに

勝ってきたタネカは、

無敵の戦士 タンガ

が語源になっている。

 

 

2人の割礼が行われた日、

はじめの一人は無事に

儀式を終えたかに見えたが、

失神してしまった様子。

 

気を失うと、大成功とは

言えないらしい。

 

もう1人は気を失わず、

完璧にやり遂げた。

 

大成功の時だけ、

撒く白い粉の正体は

不明だが、儀式は成功。

 

写真撮影のモデルは、

最初に出会った

タネカの戦士3人と

その友人の計5人。

 

そこには伝統を受け継ぐ、

タネカ無敵の戦士たちの

勇ましくも美しい姿。

 

民族の文化に触れ、

その誇りも学んだ

ヨシダにしか

撮れない作品。

 

伝統を守る人々と

それを愛するヨシダ

彼女の少数民族撮影旅は続く。

 

 

   

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