今回は2025年7月27日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
森に埋もれて建物が立地
緑色の大きな屋根
広く切り拓かれた場所が
衛星写真で見つけた群馬県の
ポツンと一軒家を目指す。
群馬県のポツンと一軒家を
目指し、最寄りの集落から
捜索開始。
家の前にいる
男性を発見。
その男性に衛星写真を見てもらうと、
目指すポツンと一軒家のあるじは
コフジマユミさん。
高齢の母親と2人で暮しながら、
1日1、2組限定のアソボウという名の
民宿を営んでいるという。
男性が道案内をしてくれるという。
200m先に家があるという男性、
あんまり整備していないので、
歩いていった方がいいと言わる。
男性と別れて未舗装道路を歩き、
目指すポツンと一軒家に
辿り着いた。
車はあるが留守?
店舗の電話番号があったため、
電話するも圏外。
電波が届くところまで下りて
電話をすると、捜索隊が訪ねたのは
ペンションが冬の休業期間中だった
今年の2月。
丁度、春の営業再開に向けて、
準備の忙しい時期だった。
そこで、日を改めて訪ねる事を
約束し、出直すことにした。
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1週間後、こふじさんから
手紙で、電話線が動物に
噛み切られてしまい、
電話が通じないという。
2か月後にこふじさんが営む
ペンションを再訪。
2ヶ月越しにようやく会えた
ポツンと一軒家のあるじ
こふじまゆみさん56歳。
おやど 遊房という
ペンションを命名したのは母。
宿泊施設 兼 住居はログハウスで、
ピース・エン・ピース構法という
柱と柱の間に短くカットした丸太を
水平に積み上げて壁を作る。
宿泊施設なので許可申請が必要で、
耐震強度も確保する。
山口県下関出身のまゆみさんは、
親の転勤により、
3歳くらいで関東に来た。
小学校は東京都清瀬市で、
中学校は神奈川県。
中学卒業後、就労。
高校に進学しなかったのは、
ちょうど立て続けに
親が入院したりしていたため。
まゆみさんが20歳過ぎくらいに
父親が亡くなられた。
ある日、仕事から帰ってきたら
母がテレビを観てたら、
18歳で山小屋を継いだ
男の人が出てきてたそうで、
10代の男の子が1人で山小屋
出来るのだから、20代過ぎの
あなたが1人で出来ない事
無いわよねと言われた。
それで、ペンションを
するようになった。
母は平成14年の4月に亡くなり、
今は伯母と同居している。
ペンション内は
吹き抜けになっている。
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群馬県の山奥で1日1組限定の
ペンションを経営している
ポツンと一軒家 こふじ家。
表のペンションの入り口とは別に、
建物の裏側にまゆみさんと伯母が
クラス住居の入り口がある。
出入り口がペンションの入り口しか
なかったため、家族用玄関を増築した
まゆみさん。
趣味でもしたことがなかった
大工仕事の梁を渡すのは
やってもらったけど、壁から
何から屋根も全部、自分1人でやった。
年内の土日の予約はもう埋まっている
というペンションの人気の理由は、
1組貸し切りのところ。
あとは、リップサービスも
あるのかもしれないが、
ご飯が美味しいと言ってくれる。
ペンションをはじめるまで本格的な
調理経験は一切なかったが、
オープン以来、1人で調理。
開業して27年、長年続けて
最も気を遣う事は、
何回も来てくれる方が多いから、
毎回料理を変更している。
険しかった道も全ては
伯母と2人幸せに暮らす
今に通じていたという
まゆみさん。
それも、亡き母が
ペンション経営に
導いてくれたおかげ。
親子で実現したペンションは、
母亡き後もずっと背中を
おしてくれる大切な場所。
これからもこの宿を愛してくれる
人達に喜んでもらうため、奮闘する。
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