今回は2025年10月14日放送の
ザ!世界仰天ニュース
食の危険SP・・・
を振り返ってみたいと思います。
食べてはいけない!
キノコの危険な誘惑
毒キノコを征服!?した男性は
30分後、胃がもぞもぞしだした。
胃が強烈にムカムカし、
ありえない吐き気が襲う。
さらに、視界が暗くなった。
毒キノコを自分から率先して食べて、
救急車を呼ぶなんて申し訳ない。
ベニテングタケでは死なないと
信じていた。
しかし、それも吹き飛ぶほどの
苦しみ、強烈な吐き気。
眩暈がして、トイレの前で
倒れてしまった。
脳をかき回されているような
不快感だった。
やがて、大量の汗が!
男性が苦しんでいるとは知らず、
仲間から引っ切り無しに味報告の
催促が届いた。
男性はベニテングタケを食べたら
こうなるという記録写真を残した。
ベニテングタケに含まれる
毒について埼玉医科大学病院
上條医師は、ベニテングタケには
3種類の毒があるという。
1つは、ムスカリンという名前の毒。
副交感神経を刺激する作用があって、
瞳孔がぐうーっと縮んでしまう。
さらに、異常な発汗や下痢、嘔吐の
症状もムスカリンによるもの。
そして、イボテン酸という毒もあり、
脳を興奮させる作用があり、幻覚が
出ることもある。
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ムシモールという毒も
脳の働きを抑制し、
深い眠りに落ちたり、
昏睡状態になることも。
それぞれの毒が食べた人の
体質やキノコの個体によって、
様々な中毒症状を起こすこともある。
その後、横になってしばらくすると、
楽になり、回復にむかった。
上條医師は、生えている場所によって、
毒素の濃度もかなり違ってきますし、
毒に対する感受性も変わってきますので、
食べないようにしてほしいとのこと。
毒キノコを食べた場合、
救急車を呼んでいただいて全然、
構わない。
1つお願いしたいのは、
食べたと思われるものを
一緒に持ってきてほしい。
そうすることで、
早く原因がわかりますので、
スムーズに治療につながる。
毒キノコや調理法によって、
命に関わることがある。
シャグマアミガサタケは
毒キノコで、食べると
吐き気・激しい下痢や
意識障害などが現れる。
最悪の場合、
死に至ることもある。
テングタケは毒キノコで、
テングタケ属を代表する毒キノコ。
カエンタケは毒キノコで、
食後30分から発熱・嘔吐・
下痢・手足の痺れなどを起こし、
運動障害・脳神経障害により、
死に至ることもある。
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ニガクリタケは毒キノコ。
食後3時間程度で、
激しい嘔吐・下痢などの症状に。
フクロツルタケは毒キノコ。
手足がしびれて、嘔吐・下痢
などの消化器系の症状が出る。
さらに、心臓や腎臓に麻痺など、
重症の場合は死に至る。
ツキヨタケは毒キノコ。
日本では食中毒が多い
キノコの1つで、
幻覚やけいれんを伴う。
論文によると、
ベニテングタケを食べ
心肺停止状態となり、
その後死亡したケースも
報告されているので、
食べる事は大変危険です。
ベニテングタケでなく、
知らないキノコは絶対に
食べないように!
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