今回は、チコちゃんに叱られる!
運動会をやりようになったのは？
チコドリルなどを振り返って
いきたいと思いますので
宜しくお願い致します。
運動会をやるようになったのはなぜ？
それは、兵隊さんがグレないため。
中央大学 名誉教授 木村吉次さんによると、
日本初の運動会は1870年に創立した
海軍士官養成所の海軍兵学寮の競闘遊戯。
養成所の授業は教室で座って学ぶ
ものばかりで体育は馬術や武道だけで、
当時の日本には、スポーツの概念もほぼ
なかったという。
その授業を見て、当時の顧問団団長の
ダグラスさんは、座学だけでは良くない、
遊びに走るかもしれないと学生たちが
グレないように運動することを推奨した。
それが海軍兵学寮の競闘遊戯。
当時のプログラムが残っていて、
そこにはおかしな名前の競技が並んでいた。
すずめのすだちやつばめのとびならひ、
あきのむくどりなど。
イギリス人教師たちによってプログラムが
作ったので、英語の名前が最初にあり、
どう翻訳していいかわからなかった
日本人教官たちは知恵を絞り、
面白い名前にしようと翻訳していた。
そして、12歳以下の生徒が走る事から
生徒が走る幼いスズメが巣立つ
イメージとして140m走を
すずめのすだちとしていた。
ふるだぬきのつぶてうちというのは、
遠投、石を投げるイメージの
ボール投げで、こもちざるのあしかけ
と呼ばれる年下の生徒をおんぶする
おんぶ競争があった。
つばめのとびならひは、270m走。
とんぼのかざがへりは、棒高跳び。
とびのうをのなみきりは、幅跳び。
さぎのうをふみは、三段跳び。
これに目をつけた初代文部大臣の
森有礼さんは、全国の学校に
運動会を義務付けたという。
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軍隊式の集団訓練を通して愛国の
士気を高めることを目的とした
体操を兵式体操といい、
気をつけ・前ならえ・全体進め等は、
兵式体操の名残。
昭和に入ると運動会は軍事色が
強まり、爆弾輸送・爆弾三勇士など
戦争をイメージする名前に変化。
戦争終了後、共通の
思い出を作る空間に！
明治9年に第2回の運動会では、
すずめのすだちとつばめのとびならひ
は平がけになり、ふるだぬきの
つぶてうちはまり投げに！
こもちざるのかけぬけは
競技自体なくなってしまった。
位置についてよ～い、ドン！
という掛け声は、山田さんが決めた？
全国陸上競技スターター研究会代表
野﨑忠信さんによると、スタートの
掛け声はバラバラで、明治16年の
開成学校の運動会では、
いいか、ひぃーふぅーみぃーで傘を
ふりおろすスタイルだったが、
タイミングが合わせづらかった。
大正2年に行われた、
第1回日本陸上競技選手権大会では、
支度して、用意！や腰を上げて、待て！
やガッテン承知・おんちゃなケツあげぇ！
などといわれていた事も。
昭和2年に一般公募で山田秀夫さんの
掛け声になった。
応募は一人１つだったので、秀夫さんは
弟の名前を借りて、位置に付け よーい！
でも応募していた。
ご紹介したのは、学校で行われた
最初の運動会の話です。
なお、横須賀製鉄所で行われた
運動会が日本で最初の運動会だと
する説もあります。
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チコドリル
ボウリングは、bowlingで、
ボーリングは、boring
（穴を掘る）
アボガドはavocadで、
caが正解でgaではない。
アタッシェケースはattache case
で、大使館などに派遣される
専門職員を「アタッシェ」といい、
彼らが使っていたことから名前がついた。
カツオのタタキってなんでタタキ？
包丁でたたいているからアジのタタキ
なのはわかるけど、なんでカツオのタタキ
は、アブって作るのになぜ？
それは、たたいているから。
土佐学協会 理事長 竹村昭彦さんによると、
江戸時代に調味料は当時貴重なもので、
味付けの際、調味料を手でなじませ、
塩やタレをまんべんなくまぶしたのが発祥。
タタく=調味料の節約、
庶民の節約の知恵
スーパーで買うカツオは
たたいていないのがほとんどなので
厳密にいうと別物になってしまうが、
現在は調味料もふんだんにありますし、
タタかなくても表面をアブったものが
カツオのタタキと表現してもいいと
思いますと語った。
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