今回は12月8日放送の

ザ!世界仰天ニュース

歯が原因ではない歯の痛みの謎

を振り返ってみたいと思います。

 

 

2015年千葉県

歯痛で歯科医院を訪ねた女性

かなり進行していた虫歯が見つかり、

処置をした後、歯の神経を抜いた。

 

痛みはなくなるはずだと思ったが、

1週間しても神経を抜いたはずの

歯が痛かった。

 

この女性の歯の痛みは

歯が原因ではない歯痛。

 

それは、簡単に治ることも

多いという。

 

だが、知識がないために長い期間

歯痛に苦しむ人も少なくない。

 

その原因は、2014年にはじめて

歯科医師国家試験で出題され、

最近ようやくわかってきた原因で、

2015年には知らない歯科医

多かったと思われる。

 

 

その驚きの原因は??

 

 

   

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女性は歯の痛みに耐えられなくなり

再度、歯科医院に足を運んだ。

 

しかし、歯にも歯肉にも異常が

見られないという診断を受ける。

 

その後も痛みは治まらず、

処方された痛み止めを服用するが、

薬が切れるとまた痛む。

 

心配したが調べてみると、

上顎洞性歯痛というものが出た。

 

上顎の奥歯と隣接する位置にある

上顎洞は、膿が溜まりやすく

炎症を起こすと歯に痛みが表れる場合が。

 

そこで、耳鼻咽喉科を訪ねて検査したが、

炎症はみられなかった。

 

その後、視力の低下が原因と聞けば眼科へ、

骨のゆがみが原因と聞けば整形外科へ!

 

整体やハリ治療も受けたが、

少しも良くならなかったそうだ。

 

やっぱり歯なのか?と、

別の歯科医院へ行き、歯を削る。

 

かみ合わせの修正や

歯のクリーニングなど、

考えられることは全て

行ったという。

 

それでも処置をする度に痛みが増して、

左頬にまで痛みが出るようになる。

 

その痛みの原因は、

簡単な方法で治る意外なこと??

 

 

どうしても痛みが強い時は、

顔中に湿布を貼ってやり過ごす。

 

痛みで家事もままならない。

 

噛むと痛みが頭に響くので、

流動食しか食べられない。

 

歯科医院で、後考えられるとしたら

心の病気だと言われてしまう。

 

 

心身の疲労やストレスで、

病気ではないのに痛みが

体に現れることがあり、

実際に歯痛を訴える患者もいる。

 

そこで心療内科を受診すると、

頭の中で痛みを作っちゃっている

のかも知れず、基本的に一生

付き合っていくと思った方が

いいという診断される。

 

 

   

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女性は納得することができず、

7軒の歯科医を訪ねて2本の歯と

3本の神経を抜く事になった。

 

 

 

歯痛に苦しんで5年、

諦め気味に歯痛について

調べていると、ある病院のHPで

顔の筋肉によるコリで歯が痛む

ことがあると書いてあった

 

その病院を訪ねる。

 

医師女性の状況を

細かく聞いた後、

触診を始める。

 

こめかみを押したとき、

歯に激痛が走った。

 

医師の診察によると、

これは間違いなく

筋・筋膜性の歯痛と診断した。

 

原因は、顔の筋肉のコリ!

 

それは、噛むための筋肉のコリ。

 

和嶋浩一歯学博士によると

顔の周りにある咀嚼筋。

 

筋肉の痛みが歯の痛みと

感じられる状態で、

筋肉の痛みだけど

歯に痛みが出る事を関連痛。

 

例えば、頬の部分の筋肉が痛い・

歯が痛いというのは同じ三叉神経だが、

末端の神経はバラバラ。

 

二次神経に集まる時に合流し、

慢性的に痛みが続く事によって、

脳が勘違いを起こしてしまう。

 

筋肉の痛みを歯の痛みとして

感じてしまうという。

 

 

 

咀嚼筋は、こめかみや頬、首などに

通っていて、食いしばり・歯ぎしり・

片側で噛むなど、習慣的な疲労で

しこりが発生!

 

しこりによる痛みを脳が勘違いし、

歯に痛みが表れることがあるという。

 

 

医師女性の歯痛の発生源と考えられるコリ。

 

こめかみ・頬・首など、入念にマッサージ

したところ翌朝、ウソみたいに歯の痛みが

消えていたという。

 

ただし、一度の治療で完治はせず、

コリを改善していくことが必要!

 

 

   

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