今回は、1月3日放送の
消えた天才 新春3時間SP
神野大地さんが勝てなかった天才
を振り返っていきたいと
思いますので宜しくお願い致します。
箱根駅伝「山の神」神野大地さんが
勝てなかった青学史上最高の天才とは?
昨年 箱根駅伝で4連覇の青山学院大学の
史上最高のスーパースター神野大地さんは
5区で区間新記録、初優勝に貢献し、
山の神とも呼ばれた。
そんな神野さんには絶対に勝てなかった
天才がいるという。
その天才は、箱根駅伝の2区で
2年生の時に11人抜き、
3年生では9人抜きを達成していて、
この記録は青学で未だに
破られていないそうで、
神野さんにとって目標にすら
出来ない雲の上の存在だという。
原晋監督も、今まで見てきた
選手で歴代最高レベルの天才と
感じていて、彼の存在なくして
今の青学の成長はないと思って
いるのだそうです。
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天才の凄さとは、神野さんが
18歳で青学に入学直後、皆が
ウォーミングアップする中、
読書をしていたそうだが、
チーム内でのレースが始まると、
圧倒的なスピードで神野さんを
抜き去った。
腕の振り方も独特で、
ふくらはぎが神野さんの
倍近くあったとか。
当時 早稲田大学のエースで
現 マラソン日本記録保持者の
大迫傑さんも抜き去り、
10人抜き達成。
その天才の名は、
出岐雄大さんで神野さんの
3歳上の先輩。
出岐さんが入学する前、
弱小だった青学が入学後には、
箱根のシード校となっていた。
そして大学三大駅伝で青学を
初の日本一に導いた。
また、出岐さんは高校1年まで
サッカー部に所属してからの転身、
駅伝だけでなく、大学で出場した
初マラソンで2時間10分2秒を記録し、
学生歴代3位!
五輪に一番近い存在だった出岐さんは、
数々のオリンピック選手を輩出した
マラソンの名門 中国電力へ入社した。
ところが出岐さんは、五輪に
出場する事なく、日本代表にも
選ばれず、大学時代のタイムも
越えられず25歳で現役引退し、
陸上界から姿を消してしまった。
2019年 出岐さんは今、28歳で
中国電力の本社で営業担当を
行っているそうです。
プライベートでは、一児の
パパになっていた。
当時の出岐さんは、走ってても
誰にも負ける気がしない
スターのような感じだったと語る。
だが出岐さんは元から陸上が
好きじゃなく興味がなかったようだ。
サッカー部だった出岐さんは、
たまたま足が速かったため、
陸上に転向しただけで
陸上に強い想いはなかった。
実業団では、人生をかけて
陸上と向き合い、高いレベルで
しのぎを削らなくてはならない。
走ることは単純作業で何が
面白いのか分からなかった
出岐さんは、キツイ事に
耐えられず、陸上を
続けられなかったそうだ。
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中途半端な気持ちでやるなら
会社に迷惑で失礼だと思った
出岐さん。
好きではない陸上を青学で
続けていたのは原監督の
存在だったと話す。
監督から教えられた
出来ることの半歩先を目指す
という目標設定に影響を受けていた。
フツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉
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監督の明るさに救われ、
監督の魔法に掛かって
陸上を続けていた。
出岐さんの卒業から2年後、
後輩たちが箱根駅伝初優勝!
その立役者となったのが
出岐さんを人一倍尊敬していた
神野さんだった。
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