今回は2月26日放送の
世界の村で発見!
こんなところに日本人
の極寒と灼熱
山あり谷ありの
日本人3時間SP
を振り返ってみます。
千原せいじさんが担当の
インド洋の真珠アフリカ・
セーシェル共和国、
その田舎の町に住む日本人。
日本から西へ行った、
アフリカ大陸から1,300㎞離れた
インド洋に浮かぶ115の島からなる国、
セーシェル共和国に初上陸したもの。
日本人が住むのは、ベ ラザール
という田舎町。
今回でアフリカ32か国目の
せいじさんは午前の9時に
セーシェル共和国の首都、
ビクトリアのあるマヘ島に
到着すると、気温は35度、
湿度は52%の灼熱の
アフリカを味わう。
首都ビクトリアの人口は3万人で、
元は無人島だったセーシェル。
18世紀にフランスの植民地となり、
続いてイギリスの植民地後、
1976年に独立。
国民の多数を占めるのは、
白人とアフリカ系をルーツとする
クレオール、労働力として
連れて来られたインド系・
アラブ系などの多数の人種が
暮らしているという。
日本人が住むベ ラザールは、
南へ約25㎞の距離だった。
日本出発から40時間
ベ ラザールに到着。
ホテルらしき入り口を発見した
せいじさんは、日本人について
聞き込みをすると、このホテルに
住んでいるという返答が!
そしてその人の名前が、
マサミ・エガミという
男性である事がわかった。
そこは、ケンピンスキー
セーシェル リゾートという
ドイツの会社が運営する
超高級ホテルで敷地面積は、
60haでヘリポートも
完備されている所。
エガミさんは、
ホテルの総支配人である事が
判明したが、プララン島に
いるとの事でその場所まで向かう。
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せいじさんは、エガミさんを
ポロシャツに高級腕時計をはめる
外資系のエリート社員なんだろうから
せめてハゲてて欲しい願望を語る。
世界遺産に登録されている、
セーシェル固有の動植物を
保護するヴァレドメ国立公園を
訪れたせいじさんはついに
日本人と対面した。
ところが、せいじさんの願望は
叶う事無く、ハゲてはいなかった。
エガミマサミさん48歳は、研修の
下見の為にこの公園を訪れていた。
エガミさんに話を聞くため、
せいじさんは、図々しく
ホテルに泊めてくれたら
ええと思うんですけどと提案
するも承諾してもらえていた。
せいじさんに用意されたお部屋は、
カリファスイートとよばれる、
バーレーンの王様が宿泊したお部屋で
1泊の値段は日本円に換算すると約33万円。
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エガミさんは、モノを売ってるって
いうより、空間を売ってるビジネス
なので、安全とか安心を一番に
しているという。
総支配人であるエガミさんは、
ホテル運営の責任者で、ホテル経営に
関する15の部門を束ねているそうで、
ドイツの老舗高級ホテルグループである、
ケンピンスキーホテルは世界34か国、
75軒のホテルを展開し、創業以来、
エガミさんは日本人初の総支配人
となったという。
生まれは東大阪市で、公立の
小学校~高校まで大阪に居たが、
大学には行ってなかった。
バブルが終わりかけてる時で、
どこの企業も高卒は入れて
くれなかったので、大阪ヒルトンの
バーのアルバイトでお金を貯める計画で
バーの面接を受けると、来週から
社員になれと支配人に言ってもらう。
バーテンダーになったが、
エガミさんには、何をするにも
1番になりたいという夢があった。
当時トップにいたフランス人の総支配人が、
エガミさんには非常にカッコよく映り、
これになりたいと決めたそうだ。
だが、総支配人は大卒の
エリートしかなれなかったが、
エガミさんは諦めきれず、
総支配人に、あなたの椅子に
何年かかったら座れるかを聞いたが、
彼にもそれは出来ないと言われてしまう。
しかし本気で目指すなら、
英語力を磨き、ヨーロッパの
ホテルで経験を積み、大学で学ぶ事
だと教えて貰い、やり始めたという。
人事部に直談判
1993年には、ザ ランガム ヒルトン
ロンドンへ1年間異動(無給無休)に!
ドイツ→トルコ→イギリスの
ホテルで働き、3つの課題を実行。
それでも総支配人になれないと
感じたエガミさんは日本人のいない
サウジアラビアへ行くなど試行錯誤。
2010年、40歳の時に
ケンピンスキーホテルグループに入社。
世界を駆け巡って経験を積み、
夢を叶えたエガミさんの姿が
ベ ラザールにあった。
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