今回は、2024年11月19日に

放送されたカズレーザーと学ぶ。

を振り返っていきたいと

ますので宜しくお願いします。

(ネタバレあり)

 

 

外反母趾・X脚・O脚を引き起こす

現代病”オーバープロネーション”

 

日本人の足の変化を専門に研究する

千葉県立保健医療大学 准教授

江戸優裕先生によると、

足とか靴の悩みに加えて

外反母趾・偏平足・X脚・O脚の

原因としてなりえるのは、

オーバープロネーション。

 

オーバープロネーションとは、

かかとの骨が内側に5度以上

傾くことで、調べ方によって

基準が違ったりするが、

平均して4~5人に1人いる。

 

そもそも、人間の足は

かかとの骨が若干、

外側に位置している。

 

この状態で体重をかけると、

かかとの骨が内側に倒れる

ような力が働いてしまう。

 

人間の構造上、

そういう性質が

備わっている。

 

立つ歩く

→オーバープロネーション進行

 

若者に増える原因は、

運動不足。

 

厚生労働省が今年の8月に

発表したデータでは、

20~30代の運動習慣が低い。

 

コロナの影響もあり、

外出も減ったりして、

運動習慣が減った人が多い。

 

足の筋肉や構造を守る組織が

運動不足によって衰えてしまって、

オーバープロネーションに

なってしまう。

 

 

   

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運動習慣がある人は、

オーバープロネーションの

割合が低いという報告がある。

 

大きすぎたり、不安定だったり、

間違った靴選びは危険。

 

これからの時期だと、

ムートンブーツや

厚底ブーツも

オーバープロネーション

にとっては良くない。

 

ムートンブーツは

かかとが固定されず、

横に不安定。

 

厚底ブーツは

かかとが厚い分、

正しい歩き方にならない。

 

柔らかいスニーカーだと、

かかとが安定せずに

オーバープロネーションに。

 

 

 

 

靴のかかとの内側が

擦り減っている人は

オーバープロネーションの

兆候がある。

 

かかとのやや外側が

削れるのは正常で、

真ん中や内側が削れたり

してくると兆候がある。

 

削れた状態で長期間

履き続けると、

悪化してしまうので

靴はある程度のタイミングで、

履き替える。

 

 

オーバープロネーションで

かかとの骨が内側に倒れると、

橋の役割をするアーチが崩れ、

土踏まずのない偏平足に。

 

そうなると、疲れやすく

膝や腰を痛める原因に

なるだけでなく、

のっぺりとした見た目の足に

なってしまうデメリットも。

 

そして、外反母趾を招く。

 

外反母趾にも足のアーチが

関係していて、

オーバープロネーションに

なると、アーチが潰れて

指の付け根が横に開く。

 

合わない靴を履いて

力を込めて歩くと、

外反母趾をますます

悪化させてしまう。

 

 

   

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外反母趾の約90%が女性

 

オーバープロネーション

になると、かかとが内側に

倒れるので、ひざも

内側にねじれる。

 

これが、X脚のメカニズム。

 

オーバープロネーション

になると、足の力の

使い方が変わる。

 

歩いたり、立ったり

していると床反力という

力が足に作用し、足が

地面に接地している時に

その足が床を押す力に

反作用として、床が

押し返してくる。

 

オーバープロネーション

になってくると、足の内側

土踏まずの辺りから床反力が

発生してくるので、膝の内側を

通過することになる。

 

すると、O脚が進んでしまう。

 

X脚になるか、O脚になるかの

違いは骨盤の角度の違いや

大腿骨のねじれが関係してくる。

 

骨盤を前傾させると

大腿骨が内側にねじれてきてしまう

→X脚の原因

 

骨盤が後ろに傾いてきてしまうと

大腿骨が外側にねじれていく

→O脚の原因

 

 

   

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