情熱大陸でロックバンド THE YELLOW MONKEYが

出演していましたのでその内容を振り返ってみたいと

思いますので宜しくお願い致します。

 

 

   

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15年ぶりに再始動

 

平均年齢50歳を越える彼らは、5月11日に東京の代々木体育館にて

5ヶ月に及ぶツアーがスタートをした。
 

 
THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016 -SAITAMA SUPER ARENA 2016.7.10- [DVD]
 

 
ステージ冒頭を飾る一曲は、代々木特設大型スクリーンやLINE LIVE

新宿ユニカビジョン 大阪トンボリステーションなど全国6大都市の

街頭ビジョンで生中継され、ファンはこんな日が来るなんてと旨を詰まらせた。

 

1990年代は彼らの時代で、96年に発売されたJAMなど

聴きやすいメロディーラインと尖がった歌詞で唯一無二の存在感と

小ビジネスが求めるわかりやすさに背を向けて

歌いたい事を歌って大ヒット。

 

CDセールスは累計1000万以上を売上げ、絶頂期の2001年に

活動を休止、2004年には解散を発表した。

 

音楽業界では彼らがいう再集結を伝説の復活と呼んだ。

 

 

   

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ベースの廣瀬洋は、東京の上野で働いた経験を持ち、

メインストリートも楽しいが裏も楽しいと久々の街を歩いて周った。

 

今年1月8日オヤジ4人のロックバンドが13都市25公演の

ツアーが控えていた。

 

4月に久々に再集結をしリハーサルスタジオで顔合わせするが

そこでは呼吸を合わせるのに時間が掛かりとっさに出てこない

歌詞などの悩まされていた。

 

ギターの菊地英昭は車好きで、ツアーの移動も新幹線や、

飛行機の移動より人混みの中に行かないで疲れないからと

自らハンドルを握ることも多いという。

 

ボーカルの吉井和哉は、ほとんどの曲の作詞・作曲を

行っている。

 

メンバー全員が集まるとくだらないバカ話がスタートするそうで

下ネタはしない世代らしいが、メンバー間ではそんな事はなく

グループ内でLINEを行い、そのタイトルは

ザイエローモンキーの文字を分解した、ザインモー一キロ エ

である事を明かし、あんだけ軽いものがどんだけあるんだ?と

笑いにかえた。

 

この歳になると身体の変調も訪れ、

絶対この曲だけは忘れたことがない歌詞が飛んだり、

この世は金・・・と2回同じことを繰り返して

なんでそんなに金が必要だったんだろうと

その辺での闘いは大変なんだそうだ。

 

ステージを離れても仲良しな4人、解散当時は38歳。

 

月日は流れ現在は人間ドックなどの体に対する

話題も多くなっている。

 

 

   

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メジャーデビューは1992年、グラムロック系バンドとして

立て続けにヒット曲を飛ばし、98年の春には

一年間に113本という前人未到の

コンサートツアーをやり遂げた。

 

2001年に活動が休止の事をギターの菊地が

辛いことを共有するんじゃなくて、それぞれバラバラに

飲み込んで関係性もバラバラになり、音楽的にも行き詰まり

本気でやりたいことが見付からず休止は止む終えなかった

のではないかと当時を語った。

 

その後、吉井はソロで活動しバンドは解散した。

 

4人の足跡を刻んだのは、渋谷のライヴハウス La.mamaを拠点に

活動し、そのオーナーさんは彼らをいち早く評価し活動休止中も

世話をしていたという。

 

20代の始めから好きな道をひたすら走り、成功と離散があった。

 

再集結を最初に強く望んだのは吉井和哉で、同世代のバンドの

再結成が難しい中で、みんなが元気のうちにやるべきだと思い、

ローリングストーンズの70代のステージを見たら早くやらないと、

周囲には亡くなったバンド中も居る。

 

また、同じメンバーでやりたい!

 

ソロでは味わえない充実も彼らとなら分かち合えると

吉井はメンバーに、

僕とバンドをやって下さいとメールを送った。

 

空白の15年を経て書き下ろしたALRIGHTという曲は、

新生イエローモンキーが歌う決意表明。
 

 
【早期購入特典あり】砂の塔【通常盤】(オリジナルクリアチケットホルダー付)
 

 
それは聴くもの一人一人の胸に突き刺さる。

 

13都市を巡るツアーはかつてのファンと

新しい若い観客も見受けられた。

 

北海道で行われた最終日

体力は落ちたが、心には余裕がある。

 

一生解散はしないと宣言した。

 

ロックで結ばれた4人のオヤジ達の音楽への思いは

いくら歳を重ねても変わらない。

 

彼らの描く夢は、なるべく長い時間このメンバーとやれて

それを楽しんでくれる人がたくさん居たらいいな、

人は誰も老いる、好きなことがやれるのは幸せだと語った。