今回は1月19日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
家が森に埋もれている
オレンジ色の屋根
田畑が日当たりの良い場所に
衛星写真で見つけた島根県の
ポツンと一軒家。
島根県で見つけたポツンと一軒家
を目指し、6km離れた最寄りの
集落から捜索を開始。
なにやら作業中のお父さんに
道を尋ねるとポツンと一軒家
のことを良く知っていた。
それは、このお父さんが
元郵便局員で、先導しれくれる
ことになった。
目指すポツンと一軒家の主は、
80代半ばのウメダフミコさんで
同じ集落の人に畑を貸している。
ウメダフミコさんの家まで先導して
もらった捜索隊だったが、屋根の
色が黒い所で。建物の配置も
全然違って主も留守だった。
そこへ、1台の軽トラに
乗っていた地元の猟師さんにも
衛星写真を見て貰った。
すると、ここから約1㎞離れた
場所に目指すポツンと一軒家
があることがわかった。
ところがそこは既に空き家。
それでも、猟師さんが近くまで
行く用があるというので先導して
もらい、本来目指したポツンと一軒家
に辿り着いたが、言った通り空き家。
ウメヅさんという方が住まれて、
さっき留守だったウメダさんが
ウメヅさんに田んぼを貸している
ことが判明した。
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ウメダ家もポツンと一軒家
なので話を聞いてみる事に。
今日はお祭りがあり、通り道にあった
神社にウメダさんもウメヅさん居る
という事なので引き返す。
黒い屋根のポツンと一軒家の主
ウメダフミコさん82歳と家に
伺う約束をしてもらえた。
以前は山奥のポツンと一軒家から
麓の神社まで約2㎞の山道を歩いて
往復していたそうだが、3年前に
足を痛めてしまい、仲間が送迎
してもらっているそうだ。
この日は集落の住人が作業を分担して
開くお祭りで、ウメダさんは
休憩所の世話係をする。
ウメヅさんがいる本殿へ足を運ぶと、
ウメヅさんは丁度、神殿にお供え物を
している所だった。
ウメヅさんによると、ウメヅさんの
お袋さんが亡くなる5年前までは、
ポツンと一軒家に住んでいたという。
150年前から代々農家を
営んでいたウメヅ家。
ウメヅさんは結婚を機に、
30歳で家を出て以来、
麓の町で生活。
その後、実家には両親が2人で
生活していたが、5年前に母親が他界し、
空き家になってしまったという。
ただ、自分の家族や親戚が食べる分だけの
お米は作る為、田んぼには通われている。
集落を出たが、毎年、お祭りに参加。
この神社には、常駐の宮司が不在で
管理は全て住人が行う。
およそ千年前から続いているという
集落のお祭りだが、田んぼや農家も
減ってしまっているが、今も農業を
続ける人たちが1年の収穫に感謝する
大切な行事になっている。
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歴史あるお祭りだが、
昔とは変わっている。
60年前のピーク時には
55世帯 約250人が暮らしていたが、
現在は5世帯6人のみで、
全員 70歳以上の高齢者。
それでも歴史あるお祭りを
絶やさず、集まりを続けていた。
この神社の祭神は、
イザナギノミコト。
神様に感謝し、喜んでいただくために、
お囃子と舞を奉納する。
集まった集落の住人たちも皆、
神様に収穫を感謝して豊作の
祈りをささげる。
神事が滞りなく終わると、
神輿を本殿の外に運ぶ。
この神輿を担いで集落を
練り歩くのだが、軽トラの荷台に
神輿と太鼓を積み込む。
軽トラをゆっくり動かし、
ウメヅさんが太鼓を叩きながら
歩いていた。
これは、神輿の担ぎ手不足で
苦肉の策。
20年も前から神輿を軽トラに乗せて
集落をまわっているのだという・
もともと、神社があったとされる
山頂に向かって神輿を備え、
祈りを捧げる。
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