今回は3月12日放送の
ビーバップ!ハイヒール
知らないと怖い!
宇宙のやべー真実!
の回を振り返って
みたいと思います。
宇宙の最新情報に詳しい 理化学研究所
宇宙物理学者 榎戸輝揚先生。
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榎戸先生によると、
日々、我々が知らなかった宇宙の
新しい姿が見つるようになってきて、
宇宙科学の黄金時代に突入したんだと思う。
ただその中には、人類の文明に
影響を与えるようなヤバいことも
いくつかあるかもしれないという。
オリオン座消滅?
冬の星座の代表格のオリオン座。
その左上に位置する一等星
ベテルギウスがここ最近、
急激に暗くなり、寿命間近と
判明しているようです。
太陽などの恒星は、核融合を
内部で行いながら光を放つ。
恒星の最期は、核融合のエネルギーを
使い果たしたあと、大爆発を起こす
超新星爆発と呼ばれる現象。
超新星爆発は、1054年の
日本で観測されているそうです。
その時、
「昼間でも明るく輝く星が突如現れた」
2年もの間 見られたと、
藤原定家の「明月記」に
記述されている。
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今回、ベテルギウスが
超新星爆発すれば
青白い輝きが数ヶ月
昼間でも観測できると
言われている。
超新星爆発が近くで起これば、
ガンマ線バーストが起こるかも?
ガンマ線バーストとは、
宇宙最大規模の爆発現象で、
太陽の一生分よりも大きいエネルギーが
数秒で放出される。
もし、放出方向に地球があれば、
地球の半分は黒焦げになり、
人類は一瞬で死滅してしまう。
今回のベテルギウスは計算上、
爆発しても地球に影響はないと
言われている。
が、
ガンマ線バーストは1日1回
観測されていて、たまたま
地球の側で起こっていないだけ。
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地球人 宇宙にゴミをポイ捨てしすぎて、
空からゴミが降ってきそうになっている?
現在、民間を含めて続々と
人工衛星が打ち上げられていて、
これまでに約9000もの人工衛星が投入。
今後 10年間で数万基追加される想定。
だが、運用中の衛星だけではなく、
宇宙で打ち上げた後、分離された
ロケットの残骸や運用終了の人工衛星など、
スペースデブリと言われる宇宙のゴミが
増え続けている。
スペースデブリは、それぞれが衝突し合って
より小さなものが大量発生してしまっている!
スペースデブリが怖いのはスピードで、
秒速 約8㎞で時速 2万8800㎞で移動。
なので、たった100gのスペースデブリが
人工衛星を破壊する力がある。
岡山県井原市にある
JAXA・美星スペースガードセンターでは、
365日体制でスペースデブリの観測が行われ、
日本の宇宙活動を支えているそうです。
また、アストロスケールという
ベンチャー企業は、スペースデブリ除去実験の
人工衛星を今年中に打ち上げ予定。
地球人 宇宙で戦争する気マンマン?
2019年の年末にアメリカ合衆国の
トランプ大統領が、新たな軍として
宇宙軍を発足。
トランプ大統領は、
「宇宙が最も新しい戦闘領域だ」
「我々が宇宙空間を主導していく」
と述べた。
これにより、アメリカ空軍から
1万6000人が宇宙軍に異動
になると言われている。
それは、中国の猛烈なスピードの
宇宙開発に対抗する為と言われている。
中国政府は、今年6月までに
通信衛星システム「北斗」を完成させ、
位置情報などのサービスをはじめる。
北斗は、アメリカのGPSを上回る数の
人工衛星を使い、誤差は数センチ単位の
高度な位置情報を得る。
さらに、5Gとの融合を進め、
アメリカとのハイテク覇権争いで
優位に立とうとしている。
日本でも、航空自衛隊を
「航空宇宙自衛隊」と改称の方向で
調整に入ったことが報じられ、
宇宙作戦隊を新設予定。
第3次世界大戦の舞台は
宇宙になるかも!?
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