今回は3月15日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
広範囲に切り拓かれている
近くには川が
衛星写真で見つけた福岡県の
ポツンと一軒家を目指し
最寄りの集落から捜索を開始。
集落に到着。
軽トラックの奥で何か
作業されているお母さん発見。
畑の草取り中だったお母さんに
衛星写真を見て貰うと、
ポツンと一軒家を知っていた。
ところが、住んでいる人の名前や
詳しいことなどはわからなかったが、
山道を車で3,40分位走った所にある
情報を得た。
捜索再開
教えて貰った仁王門を通った後に
3つに分かれた道の中の山に
入っていく道を進む。
すると捜索隊は道がメチャメチャ
キレイな事に気付く。
電柱に熊手が置いてあり、
道を奇麗に!と書いてある。
キレイに掃除された道をさらに
山の奥に走っていくと、
掃除されている方発見。
この人こそポツンと一軒家の主
ヨシダタダヒラさん72歳
捜索隊がのぼってきたキレイな山道は、
ヨシダさんが役場から生コンを
支給してもらい、息子さんに手伝って
もらいながら、10年前に自分たちで
舗装しているという。
ほとんど自分たちしか通らない道だが、
ヨシダさんは仕事の前など、毎朝
掃除をしている。
道にあった熊手は、掃除して擦れた
あまり使えなくなった熊手を何ヶ所
かに置いて、誰か通れない時に
パッパッと払えるようにしてある。
主に家を見せてもらえる事になり、
ポツンと一軒家へ!
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今から18年前、ヨシダさんが
55歳の時に山の谷間3,000坪を購入。
買った時は全て木で覆われ、
完全に山の中だったが、
ヨシダさん夫婦と長男夫婦
4人で協力し、1から切り拓いた。
ここに家を建てるには、まず
最初に山の斜面を平らにする
必要があった。
そこで山を削り、地中から出てきた岩を
積み上げて川沿いに石垣を築き、
土を盛って平らな土地を造成。
重機を使ったその作業を
仲間にも手伝ってもらい、
1か月半で終わらせたという。
元々、福岡市内で制御店と割烹料理店を
営む家に4人兄妹の三男として生まれ育った
ヨシダさん。
博多駅前のホテルの1階で
居酒屋を経営していたヨシダさんは、
早朝から深夜まで23年間無休で働いた。
55歳で閉店し、大好きな自然の中で
のんびりと生活をする事を決意し、
夢を実現するために自力で山を
開拓して自宅も建築した。
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築15年の一軒家、棟上げ以外は
親子4人で建築したが、全員
建築経験のない素人で、
工期4ヵ月で完成させた。
現在は、奥さんと二人暮らし。
家の中を見せて頂く。
リビングから出られるウッドデッキから
眺める景色はヨシダさんのお気に入り。
奥さんによると、ここに来た時は
電気も水道もない山の中だったが、
みんなで開拓して大変だったけど、
毎日ピクニック行ってるみたいな
感じだったそうだ。
ヨシダさん夫婦が結婚したのは、
タダヒラさんが20歳、奥さんが21歳。
それから30年以上、奥さんは休みなく
働く夫の姿をずっと側で見ていた。
だからこそ突然、田舎暮らしを
告げられても何も言わずに夫を
信じてついてきた。
この人と一緒に居たら幸せ
という奥さん。
元々、料理人だったヨシダさんは、
自ら調理や片づけをする。
居酒屋を辞めてからは、
造園の仕事を習い、麓の町で
植木の選定の仕事を行う。
だが、山の暮らしを楽しむのが
最優先のヨシダさん。
バーベキューコンロやピザ窯、
燻製窯に陶芸窯など、用途別に
4つの窯を手造りされている。
窯小屋の一段上には八朔の木、
その脇には養蜂。
ネットの中にはカブトムシを
育てている。
命に関わる重大な危機も
体験したというヨシダさん。
山に来て3年~4年位に、
心筋梗塞をしていた。
心肺停止し、1回死んでいる。
以来、生き方や考え方が
変わったと話す。
勝手に良い方に結び付ける。
どっちを取るかで人間、
幸せになるか・不幸になるか。
ハッピーにしていかな、
せっかく生きてるんだから!
無駄に生きちゃいかん。
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在職中にお世話になった社会保険労務士の豊田です。その節は何かとお世話になりましたが、仕事以外のお話など交わしたりしましたね。例えば、確か、沖縄にオートバイでツーリングに行かれたりとか、趣味も多彩のようでした。「ポツンと一軒家」を視聴していてびっくりしました。現在、私は次郎丸に済んでいますが、コロナが落ち着いたらぜひお会いしたいと思っています。私も長崎県の田舎で育ちましたので、山野の暮らしなど大変興味があります。お会いできるのを楽しみにしております。