今回は4月19日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
建物が密集
ビニールハウス?
衛星写真で見つけた徳島県の
ポツンと一軒家を目指し
最寄りの集落から捜索を開始。
集落に到着。
トラクターみたいなのを
運転してるお父さんに
衛星写真を見て貰うと、
ポツンと一軒家を知っていた。
ポツンと一軒家の主は、
コンドウさんという方で、
奥さんが外国出身で
子どももいるようだ。
捜索再開。
県道に戻って、お父さんの
言っていた右に入る道を探す。
それらしき脇道に入った途端、
景色が一変し、車1台通るのが
やっとの狭い道を進んだ。
道が開けた場所に建物を発見!
家と車もあった。
ポツンと一軒家の主
コンドウトシカズさん62歳。
何代前だかわからないほど先祖が
開拓したこの土地で、代々農家
として暮してきたコンドウ家。
山の斜面には広大な農地が
広がっているが、猿・猪・鹿など
の被害が酷いそうだ。
そのため、家の前にある
千坪以上の棚田を放置!
現在 ここで使っているのは、
ビニールハウス2棟のみ。
かつて、ネギやホウレン草などを
栽培していたビニールハウスで
今は、米の苗を育てているという。
Sponsored Links
あまりの害獣被害が酷く、
自家栽培を断念したコンドウさんは、
高齢で農作業が出来なくなった
麓の農家の田んぼを借りて、
今でも稲作を継続されている。
借りている田んぼは、1万5千坪。
それを1人で耕作。
だが、それだけやっても家族が
ギリギリで生活できる程度の
収穫量なので農家の現実は厳しい。
コンドウさんは中学卒業後、
大工の専門学校で学び
25年間 建築現場で働く。
その腕をいかして、15年前に
脳梗塞で倒れて自宅療養を
余儀なくされた父親の為に
コンドウさん自ら実家を
リフォームしたという。
現在は、5人で住んでいる。
麓で聞いていた通り、
奥さんは外国人だった。
長男16歳、次男11歳、長女10歳の
お子さんがいる。
フィリピンから仕事で日本に来た
奥さんと近藤さんが出会ったのは
21年前で、結婚したのは7年後。
奥さん当時30歳、近藤さん当時48歳の時。
奥さんが24歳の時にプロポーズを受けたが、
奥さんの妹弟が小さかったため、
結婚を先延ばししていた。
コンドウさんは6年待ち続け、
奥さんの妹弟が全員学校を
卒業した後に結婚。
Sponsored Links
その後、3人の子どもに恵まれて
親子5人でポツンと一軒家に暮らす。
長女は車で出産!
病院に着くまであと30分位の時、
後部座席で産まれたそうだ。
無事、すくすくと育って
今ではよく、お手伝いをしている。
15年前、コンドウさんがまだ
大工だった頃、自らリフォームした
家は、今どきの洋風の内装だが、
元々は全て畳の間で、キッチンは
一段下がった土間だったが、
父の為に全面改装。
車椅子をしようするので、
段差を無くしてバリアフリーに!
大工から農家に転職して14年。
コンドウさんが大工から農家に
転職したのは、父の病気だけが
理由だけではなかった。
異国の地で外国出身の
奥さんを1人に出来ない!
家の事を任せっぱなしでは
申し訳ない、そんな思いから
大工から農家へ転職する事を決断。
家族と一緒にいる時間は増えたが、
お金の面が苦しかった。
でも、今 考えてみたら
後悔はしてない!
どんなときも家族の事が
最優先!
Sponsored Links