今回は8月16日放送の

あの家は今・・・?

日本全国大捜索‼

ポツンと一軒家

を振り返ってみます。

 

 

衛星写真を拡大すると見えてくる、

山奥にポツンと建つ一軒家に

スポットを当てる番組。

 

 

1年5ヵ月前に訪ねたあのポツンと一軒家は今?

 

熊本県のポツンと一軒家は、

酒造工場だった。

 

社長の とりかいかずのぶさん

当時70歳。

 

自然を守って、その中でお酒を造る事に

真摯に取り組んできたとりかいさん。

 

山を整備し、その山のキレイな水を使って

造る米焼酎は、自然の恵み。

 

今日も熊本の深い山の奥から

全国のファンの元に、

美味しい焼酎が届けられている。

 

 

   

Sponsored Links

   

 

 

あれから1年5ヵ月後…

 

 

先月7月4日 九州を襲った豪雨で

球磨川が氾濫して、甚大な被害を

受けていた熊本県人吉市。

 

とりかいさんの酒造会社が

人吉市にあり、とりかいさんも

従業員の方も無事だったが、

町の3分の2が水に

浸かってしまったという。

 

未だにまだ、道が壊れてて

いけない所もたくさんあるそうです。

 

古い町中の事務所と、

瓶詰めをする場所が床下浸水して、

道路を水が川のように流れて、

瓶詰めする所が全部泥で

被ってしまう被害が出てしまった。

 

蒸留所まで行く道も最初、

道が8カ所ほど崩落とか

崖崩れしていたので

「蒸留所はもうダメだろう」

と思って行ったという。

 

ところが、神様に守られたように、

そこだけが無事で、本当に

守られていたと感じたそうだ。

 

滝も被害なし。

 

山奥の土地を買って、

蒸留所を造った時にいろいろと

整備していたおかげ。

 

災害時には、家財を運び出したり、

泥を表に出したりすると、

道の両側にぎっしりあり、

みんなで片付けた。

 

でもまだ、事務所の瓶詰する

作業所は床を全部剥がして、

泥を流して蓋をするなど、

全部引越ししなければならない

状態なのだそうです。

 

換気口から水がどんどん入って来て、

床板を剥がして、今は床板がない状態。

 

瓶詰め作業は、2週間ほど中断していたが、

4、5日前から再開したという。

 

従業員の方が2週間休みなしで

頑張ってくれたおかげで、

作業を再開。

 

 

   

Sponsored Links

   

 

 

本当に酷い所は

こんな騒ぎではなく、

酒造業界は約27軒あるが、

3ヵ所は壊滅的でお酒も

流れてしまっている。

 

とりかいさんの所は、

被害が比較的 軽い方で

生産が再開できる。

 

今回はこの地域がSOSを出しても、

コロナの影響で県外からの

ボランティアを受け入れられなかった。

 

酷い目にあった焼酎屋さんの所には、

近場の高校生たちが手伝いに来てくれたり、

同業者も自分の仕事を放り出してでも、

手伝いに駆けつけている。

 

「ピンチはチャンス」って言葉を信じて、

とりかいさんの同業者は、廃校になった

小学校に移ろうかなと言っている。

 

とりかいさんは、色々な方の

知恵を集めて、再スタート出来たら、

素晴らしい事になると思っている。

 

 

   

Sponsored Links