今回は1月31日放送の

世界まる見え!テレビ特捜部

を振り返ってみたいと思います。

 

 

1992年 南アフリカの

ピラネスバーグ国立公園で

長年、野生動物の保護を

任されている男性

 

調査のため、いつものように

公園を見回っていると、

いたる所でサイが殺されていた。

 

サイの体長は4mで重さ3トンになる

この公園でも最も強い動物の一つ。

 

 

1996年、ケニアのアンボセリ国立公園

でも、180頭以上の牛が殺されていた。

 

2つの国立公園で何が起こったのか?

 

 

   

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ピラネスバーグ国立公園で起きた

サイの不可解な死。

 

サイの角はアジアの一部などで、

薬として高値で取引されている

らしいが、サイのツノは残って

いたので、密漁ではなさそう。

 

サイ同士が戦うと、頭を低くして

角で相手を突き上げるため、傷は

顔の下にできることがほとんど。

 

だが、見つかった死骸の多くは

背骨が折られるなど、明らかに

上からの攻撃で殺されていた。

 

そんな、不可解な殺され方をする

サイが増えて、毎週どこかで

見つかるほどになったそうです。

 

犠牲になったのサイは

2年間で47頭。

 

男性は死んでいたサイの

近くで、初めて別の動物の

足跡を発見!

 

その長さは40cm以上で、

深さもあり、かなりの

体重だと推測。

 

それはまさしく、

ゾウの足跡。

 

これまで殺されていたサイは、

傷を負った後も数日間は

生き延びていたようで、

死骸の周りには手掛かりに

なるものが残っていなかった。

 

サイとゾウは多少の縄張り争いを

するが、数多くのサイが殺される

ことは今までに一度もなかった。

 

 

ケニアのアンボセリ国立公園では、

牛が頻繁に殺される事件が起こった。

 

そして、何故かその牛は

マサイの人々が飼育していて、

1年に180頭以上が殺されて

しまっていた。

 

この事件の調査を依頼された

動物保護プロジェクトの方が

現場に向かうと、殺された牛の

周りの地面は深く抉られていて、

血で真っ赤に染まっていた。

 

そして、その周辺には

犯人の巨大な足跡が

残っていた!?

 

 

   

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その足跡は、ゾウのもの。

 

しかし、エサ場での多少の

争いはあっても、牛が一年間に

180頭以上殺されるのは前例がない。

 

しかも、マサイの人々の牛だけ。

 

 

30年以上 アフリカゾウの研究を

している女性によると、これは

ゾウによる人間への復讐だと

思うという。

 

 

マサイの人々にとって牛は、

なくてはならない存在。

 

ミルクを飲んで、

フンは家の壁に。

 

牛は命の次に大切な

存在なのだという。

 

 

1974年に政府がこの地域で

暮らしていたマサイの人々

強制的に立ち退かせて野生動物を

売りにした国立公園を作ることに!

 

怒ったマサイの人々は政府に、

講義の意味を込め、公園の

目玉となるゾウを多く殺して

しまったのだそうです。

 

この時、を殺された子ゾウ

大人になり、マサイの人々

復讐を始めたのではないかと

考えているという。

 

ゾウは非常に知能が高く、

愛情深い動物で死んだ家族

骨の所に何度も戻ってきて、

鼻でなでて、深い悲しみを

表すそうなのです。

 

 

   

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