今回は4月17日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
大きく切り拓かれた敷地
青い屋根
青い屋根の建物がもう1棟
衛星写真で見つけた鳥取県の
ポツンと一軒家を目指し、
最寄りの集落から捜索開始。
集落に到着し、
建物がある方に行ってみると
車から出て来たお母さん発見。
夫婦で衛星写真を見てもらと、
目指すポツンと一軒家のあるじは
たなかすすむさんで衛星写真に
写っていた広い耕作地は梨畑。
道を教えてもらい、捜索再開。
雪が降り積もる道の先に突然、
2階建ての大きな建物。
そこには大きな犬小屋と、
奥には農機具みたいなものが
置いてあった。
ここは衛星写真の下の方に
写っていた建物かもしれないと、
さらに上を目指して辿り着いた。
すると、この場所に住んでいたのは
ナカノさんで大きな犬小屋とかあった
家にタナカさんが住んでいるという。
ポツンと一軒家はナカノ家だった。
運よく出会えたポツンと一軒家
のあるじ なかのまさひろさん67歳。
山を切り拓いて造成して、
その時に入った。
以前、親父さんが自宅の近くで
果樹園を経営。
昭和52年豪雪といわれる
1月から2月にかけて
多数の死傷者や家屋被害が
全国的に発生した大雪災害が
鳥取県でも最大2mの積雪を観測。
梨の木が多数倒れ梨農家に
甚大な被害があった。
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当時、自宅のある地元の集落で
梨農家を営んでいたなかの家も
壊滅的な打撃を受けたという。
昭和52年に国が造成した梨団地に
なかのさん・たなかさん・
みやたにさんの3軒の農家が
土地を購入して果樹栽培を
はじめたそうだ。
傾斜地を入れて3ヘクタールの
なかのさんの梨畑で1,500本の
梨を栽培。
冬でも枝の剪定などで
梨畑に通い、作業している。
全国有数の梨産地の鳥取県は、
二十世紀梨の生産量 日本一。
現在 日本国内では40種類以上の
梨が生産されていて、それぞれ
味と食感に特徴があり、人気となる
品種の傾向は年によって変わるそうで
なかのさんも様々な品種の梨を
栽培してきたが、接木をすることで
品種を変えることができるらしい。
見た目では、どこが接ぎ目なのか
判別が出来ないが、1本の木に
元の木の品種と接木した品種、
それぞれの実がなるのだそうだ。
これから人気が出そうな品種を予測し、
その枝の接木して栽培している。
毎年6種類ほどの品種を栽培して
年間 約30トンの梨を収穫。
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収穫した梨を梱包し、
出荷する作業するのが
畑の真ん中に建つ
ポツンと一軒家を
手造りしたというなかのさん。
大工経験は無いが、
中国電力の電柱を
丸太代わりに使用。
屋根は体育館などによく使われている
屋根材を購入したりして、10日で
造ったそうだ。
重量選果機を使用し、
サイズを揃えて農協や
道の駅に出荷している。
なかのさんが作った梨は、
陽当たり抜群だから糖度が
高くて甘い。
収穫や出荷で忙し時以外は
1人で作業している
なかのさんだが、
以前は家族で梨農家を
営んでいた。
昔は父親がやって母親と
まさひろさんがやりだして、
奥さんが来て4人でやった。
奥さんとはお見合い結婚で
看護師をされていた。
なかのさんが
32歳の時に結婚した。
4人姉弟の長男として生まれた
なかのさんは高校卒業後、
群馬県の工作機械工場に
就職したが、20歳の時に
梨農家を継ぐため鳥取にUターン。
結婚後、2人の娘を授かった。
結婚後は奥さんも看護師を辞めて
両親と4人で梨畑の世話を
していたが、14年前に奥さんが
亡くなられた。
その半年後に父親も亡くなり、
一旦は果樹園を辞めようと
思ったそうだが、半年に
梨作りを再開したという。
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