今回は10月6日放送の

日本全国大捜索‼

ポツンと一軒家

を振り返ってみます。

 

 

衛星写真を拡大すると見えてくる、

山奥にポツンと建つ一軒家に

スポットを当てる番組。

 

 

横長の広大な敷地

敷地中央に多数の建物が密集

敷地に沿って道路が

衛星写真で見つけた岩手県の

ポツンと一軒家を目指し、

最寄りの集落から捜索開始。

 

ビニールハウスの隣にあった

無人直売所にピーマン無料

が気になり、立ち寄る。

 

畑にいたおさんに

ピーマンが無料の理由を聞くと、

1袋100円で売っているが、いっぱい

採れるようになると捨てるのが多く

なるから、無料にしているという。

 

他の野菜も自分で食べる分だけでは

余るから食品ロス削減のため、

高くても300円ぐらいで販売している。

 

衛星写真を夫婦に見てもらうと、

目指すポツンと一軒家あるじ

妻と2人で暮す78,9歳の

なかのとくおさん。

 

以前はなかの家を合わせて

3軒家があったが、今はもう

1軒しか残っていないそうだ。

 

道を教えてもらい、

捜索再開し、

ポツンと一軒家

辿り着いた。

 

 

 

 

麓の人達が番組が

来ればいいのにと

話していたと笑って

迎えてくれたご夫婦が、

ポツンと一軒家あるじ

なかのとくおさん80歳と

さん77歳。

 

25年前に1軒になった。

 

 

   

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かつて麓の集落に住んでいた

なかの家、明治の初めに先祖

博打で家を取られ、この山奥の

土地を切り拓いて住みつき、

稲作を始めたそうだ。

 

とくおさんは6人姉弟の長男。

 

小学校の時代は、

近道でひとつ越えて行った。

 

小学校までは50分、

中学校までは1時間くらい

掛かった。

 

中学校終ったら、親

馬飼ってたから競り場まで

2人で6時間、

引っ張って向かった。

 

馬の足が痛くなれば

売り物にならないから、

馬沓と呼ばれる馬の蹄を

保護するための履物を付けた。

 

軍隊での騎乗や輸送用に

使用される軍馬は、食用馬の

5倍の高値になる。

 

 

山奥で稲作と食用馬の

畜産を生業にしていた

なかの家の長男として

生まれたとくおさんは

中学校を創業すると、

米農家を手伝いながら

農閑期には関東に土木作業の

出稼ぎに出ていたそうだ。

 

とくおさんが同じ村出身で

3つ年下のさんとお見合い

結婚したのは22歳の時。

 

二女一男の3人の子供が誕生。

 

結婚後は冬場も出稼ぎに出ず、

家族と一緒に過ごせるようにと、

乳牛を飼って酪農を開始した。

 

 

   

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玄関の隣、家の中に

手押し井戸ポンプがある。

 

井戸水が生活用水、

昭和6年の大干ばつの時に

沢の水が少ししか

来ないようになり、

飲み水が足りなくなって、

93年前に井戸掘削。

 

使い勝手の良い井戸がある

勝手口の隣にある大きな

鉄の扉は牛小屋で昨年まで

育てていた。

 

 

   

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9月にお米の収穫期を迎える

なかの家の田んぼ。

 

母屋を挟んで反対側には

自家用の畑もあり、様々な

野菜を育てている。

 

結婚して58年、3人の子供

育てながら、稲作に馬の畜産・

酪農と働き者夫婦の日々は忙しく、

休みなく駆け足で過ぎ去った。

 

去年の暮れに酪農をやめ、

ようやくゆとりができて、

かわいいにも会いに行ける。

 

自分達が食べる分と子ども

親戚にわける分のお米と野菜

作りはマイペースで続けながら、

夫婦でのんびり過ごしていく。

 

 

   

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