今回は5月8日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
深い森を切り拓いた敷地
複数の建物が
大きなビニールハウス?
今回目指す宮崎県の
ポツンと一軒家から7km離れた
山の中に以前訪ねたポツンと一軒家が
そのなす家についてはこちら
そこで教えてもらった
ナスヨシサダさんの家。
同じ苗字だが、親戚ではない。
7㎞離れたもう一軒のポツンと一軒家
には林業を営む60代のナスヨシサダさんが
奥さんと両親、家族4人で暮しているという。
後日、改めて家を捜索。
狭く険しい山道をひたすら進み、
視界が開けたところに家発見。
家に人がお母さんがいたが、
仕事で山に入っている息子の
ヨシサダさんが夕方に帰ると聞き、
再度訪問する。
とうとう、ついに来たかと
笑顔で迎えてくれた
ポツンと一軒家のあるじ
なすよしさださん65歳。
林業を営むなす家の次男として
生まれたよしさださんは長男を
早くに亡くし、家業を継承。
林業と黒毛和牛の繁殖で
なす家を守ってきた。
昔は5世帯が暮らす
集落だった。
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衛星写真に写っていた
ビニールハウス脇の廃墟が
隣家。
そのお隣さんが30年ほど前に
山を下りなす家1軒になった。
ここから小学校までは5㎞あり、
徒歩通学していた。
40年前までは捜索隊が通ってきた
狭い崖道さえ無く、人と馬が
通れる山道があっただけ。
そのため車は川を歩いて渡る
橋のそばの空き地に駐車し、
山を上り下りしていた。
中学生時は全員、寮生活。
よしさださんの父の代から
黒毛和牛の繁殖をはじめ、
春から秋にかけて、天気の
良い日は放牧し、朝夕の2回、
エサを与えている。
夏に競りに出す子牛2頭は
30年前に山を下りた隣家の
牛舎を借りて飼育している。
林業のかたわら畜産も行うなす家、
飼っているのは牛だけではなく、
雑種の鶏がいた。
鶏小屋の前の斜面の下に
ビニールハウスがあり、
周りに棚田が広がっている。
お母さんは隣村から19歳の時に
嫁いできて67年、お父さんは
23年前に腎臓病を発症し、
病院通いを続けている。
お母さんは毎日、畑仕事に出て
ほうれん草・スイカ・ピーマン・
茄子・里芋・ジャガイモなどを
育てる。
3年前までミニトマトを栽培し、
農協に出荷していたそうだが、
今は家族で食べる分を育てるのみ。
毎日、野菜の成長を見るのが
楽しみになっている。
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よしさださんの仕事が
休みの日に、捜索隊は再び
なす家へ。
そこによしさださんの
息子夫婦がやってきた。
2年前に結婚するまで
このポツンと一軒家で
同居していた息子さんは
車で30分程の麓の町で
暮しているが、大学卒業後に
家業を継ぐため、林業の道に
進んで、毎日 父と一緒に働く。
この日は以前訪ねた
なすよしたかさんが
披露してくれた
的射の合同練習日。
的射はこの地域で約400年前から
開催されている春祭りの神事。
無病息災・家内安全を祈願し、
32.5m離れた直径36㎝の的を射る。
春祭りの前に地域住民が集まり、
年明け初めて矢を射る恒例行事
弓の口開けが行われていた。
息子夫婦さんが両親と祖父母暮す
なす家の母屋の裏の空き地に今年、
新居を建て引っ越してくることに
なるそうです。
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