今回は9月21日放送の
世界の何だコレ！ミステリー！？
日本各地に眠る都市伝説
ネットで話題のナゾ現場へ
を振り返っていきたいと思います。
謎の道路標識
案内標識があるのは
福島県いわき市、
国道289号線に接する山道を
突き進むと、常磐自動車道
いわき勿来 6㎞の標識が！
ここから先に高速道路の入り口
はあるのか調べてみるが、
通行止めになっていた。
どういうことなのか、
NEXCO 東日本 東北支社
広報課担当者に話を聞くと、
国道289号線の旧道で、
いわき勿来ICが昭和63年に
オープン。
当時はあの道を通って高速道路の
入り口まで行けていた。
現在、途中で通行止めになっているが、
その手前に右に行く道があって
国道289号線の新道につながる
ようになっている。
その新道を使って、
いわき勿来ICに
行くことができるという。
鳥取県に住む男性が
突如降り立った駅の名は・・・
はいじま駅
それは2011年7月に
ネット掲示板に投稿された
奇妙な書き込み。
消えたはいじま駅
何十年ぶりかに電車に乗る
男性は、帰りの時間を見ると、
終電は10時18分の因美線下りだった。
因美線とは、鳥取県 鳥取駅から
岡山県 東津山駅に至る
JR西日本の鉄道路線。
全長 約70km。
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駅は全部で19カ所あり、
沿線にはのどかな
田園風景が広がる。
電車を待っていたが、
違うホームに電車が
入ってきたから急いで
電車に乗り込む。
アラームをセットして少し寝ると、
知らないおじさんに起こされて
電車を降りると、そこはには
はいじまと書いてあった。
鳥取駅には因美線のほかに
山陰本線が走っているため、
投稿した男性は間違えて
山陰本線の電車の方に
乗ってしまったかと思った。
男性は友人に電話をして
迎えに来てもらおうとしたが、
そんな駅はないと言われる。
駅を出て道沿いをひたすら走り、
10分くらい走ったら広い道に出る。
人がいたのでこの場所を
訪ねると、青谷町だった。
はいじま駅の事も聞いてみると、
この辺は山しかないと言われた。
連れに電話して青谷町まで
来てもらい、無事帰路へ。
青谷町は鳥取市に
存在していた。
翌日、再びはいじま駅の
あった場所に行ってみると、
そこには公園のような
施設しかなかったという。
謎のはいじま駅は実際に
因美線と山陰本線の全ての
駅を確認したが、似たような
駅名も存在しなかった。
これは結局、分からんのかいっ！
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「桃太郎」発祥の地は
岡山ではなく山梨!?
桃太郎の舞台は岡山っていうのが
通説で、岡山には桃太郎にまつわる
ものがたくさんある。
にも関わらず、山梨県が発祥とは
どういうことか？
山梨県大月市の観光課にすると、
大月郷土研究会の和田さんを
紹介して貰う。
和田さんによると、
岡山の場合には昭和5年に
難波さんという方が
「桃太郎の史実」という本を
出したのがきっかけとされる。
調べてみると、おとぎ話 桃太郎
の舞台が岡山といわれるように
なったのが、昭和5年に岡山在住の
難波金之助さんが桃太郎の史実
という著書の中で
「おとぎ話・桃太郎の舞台は岡山」
であると提唱したことがはじまり。
そして、昭和37年に開催された
岡山国体で当時の県知事が岡山県の
シンボルとして桃太郎を採用した
ことで全国に浸透。
岡山が桃太郎のゆかりの地に
なったのは90年前。
一方、山梨は…
明治23年 菱川春宣
「伽噺桃太郎」という絵。
左上に富士山で岡山から
富士山は見えない。
これは大月発祥を
証拠づける資料だという。
また、大正時代に桃太郎もちが
売られていたのだそう。
古くから鬼退治の逸話がある
岡山と山梨、我々が知るおとぎ話
桃太郎はどちらの逸話を元にしたのか？
昭和12年 出版
絵本「桃太郎」の巻末に
桃太郎の誕生の地とされる
場所が書いてある。
桃太郎の誕生の地だと
思われる場所は宮城、山梨、
愛知と岐阜の間、香川、
奈良の５つ。
この誕生地に岡山は
入っていないという
山梨の主張に岡山は
桃太郎の誕生地だから
岡山は無い。
岡山の桃太郎(吉備津彦命)は
奈良で誕生、岡山の桃太郎伝説は
岡山と奈良を含めたスケールの
大きなものだという。
岡山と山梨の両者は、
どちらが正しいとかではなく、
その土地に伝わっている伝説は
大切にしたいということだった。
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