今回は11月6日放送の

日本全国大捜索‼

ポツンと一軒家

を振り返ってみます。

 

 

衛星写真を拡大すると見えてくる、

山奥にポツンと建つ一軒家に

スポットを当てる番組。

 

 

三角に切り拓かれた敷地

敷地中心に大きな建物

周囲に建物が3棟

衛星写真で見つけた岩手県の

ポツンと一軒家を目指し、

最寄りの集落から捜索開始。

 

 

最寄り集落に倒着。

 

家の前におさんを発見!

 

さんに衛星写真を見てもらうと、

目指すポツンと一軒家は目の前の

細い山道をのぼって行った先にあり、

そこには90歳になるおばあさんが

1人で住んでいるという。

 

 

ポツンと一軒家に辿り着いた。

 

 

 

 

捜索隊が来る予感がしていたと

笑って迎えてくれた

ポツンと一軒家あるじ

たけだとらさん87歳。

 

離れた場所にあるお風呂は

市販の浴槽で、昔は炭で

沸かして入り、今は薪を

燃やして入る。

 

 

たけだ家は代々 炭焼を生業に

していたが、昔は車が通れる

道がなく、とらさんも木炭を

背負子に背負い毎日麓の集落まで

片道1時間かけて運搬した。

 

68年前に嫁入りしたとらさん、

世界恐慌以降 衰退したが、

戦後の高度経済成長期に再び

需要が高まっていた養蚕業を

始めようと昭和40年に蚕の

飼育先を設けるため、平屋だった

家を今の2階建てに建て替えた。

 

 

   

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沢水を生活用水にしているが、

昔は天秤棒を使い、

水をいっぱい入れて

汲み上げていた。

 

電気は通っているが、

炭炬燵を使用する。

 

2ヶ月かかった母屋の建て替え時は、

大工さん8人と家族8人の食事や

洗濯をとらさん1人でこなした。

 

洗い物も調理も全て玄関の土間で

行うとらさん、ストーブの薪に

火をつけるのが手間なので、

いつも1日分の食事を1度に

まとめて調理する。

 

薪ストーブを手際よく使い、

あっという間に

昼食ができ上がり。

 

 

武田信玄が病に倒れ、

1582年に甲斐武田氏の

跡を継いだ息子勝頼

織田信長徳永家康らの

軍政が攻めた甲州征伐の

戦に敗れ甲斐武田氏は滅亡。

 

わずかに残った落ち武者が、

当時親交のあった南部藩

(岩手県)まで逃げ延びた。

 

この山奥に住み着いたのが、

武田家の起源だと代々、

いい伝えられてきたそうだが、

当時の鎧や刀などは

何も残っていない。

 

ただ、唯一その伝えを裏付けるのが

武田家の家紋は甲斐武田氏と同じ、

武田菱が入っている。

 

 

隣村の農家に5人姉弟長女として

生まれたとらさんは町で買い物を

している時に出会った5歳上の男性

19歳の時に結婚。

 

結婚後に授かった5人の子共は皆、

独立し40年前から夫婦2人で

暮していたが、11年前にが他界。

 

 

   

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今も古い養蚕の道具が2階に残る。

 

築57年の母屋の脇には独活畑。

 

昔は雑穀米で麦・ヒエ・アワ・

大豆を作って食べたけど、

歳を取って辞めた後は山菜にした。

 

草が生えないようにする

対策として、ウドを栽培をし、

息子さんが収穫して出荷している。

 

独活畑と家を挟んだ反対側の

畑では、自家用の野菜を

栽培していた。

 

夏でも毎日、調理や風呂用に使う

薪を斧で割って用意する。

 

熊の巣があるという山奥で

栗拾いをするとらさんは、

ロケット花火で熊除けする。

 

家に戻ると、息子さんが

軽トラに乗ってやってきた。

 

息子さんはの代わりに

買い物をされている。

 

歳の差が20歳の母子

 

いつ、どっちが逝っても

おかしくない年齢なので、

息子さんはから

先に逝くなよ

言われているという。

 

 

   

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