今回は9月24日放送の

日本全国大捜索‼

ポツンと一軒家

を振り返ってみます。

 

 

衛星写真を拡大すると見えてくる、

山奥にポツンと建つ一軒家に

スポットを当てる番組。

 

 

建物が横並びに数棟

家の前に橋が

敷地に沿って川が

衛星写真で見つけた山口県の

ポツンと一軒家を目指す。

 

集落に到着すると、

畑で作業する

さんを発見。

 

衛星写真を見て貰うが、

自分は心当たりがないからと

態々、おさんに話を聞きに

言ってくれた。

 

ところが、おさんも

わからなかった。

 

フルーツパークの人なら

わかると道を教えてもらうが、

そこでもわからない。

 

捜索再開。

 

フルーツパークで教えて貰った

人の所へ行くと、ようやく

情報が得られた。

 

目指すポツンと一軒家

小さな集落の先にある家で

60歳近くのふくだあつしさんが

1人暮らしをしている。

 

古い家の隣には

ログハウスが

建っているそうだ。

 

 

そして、目指す

ポツンと一軒家

辿り着いた。

 

 

 

 

 

突然現れた捜索隊

驚いた様子の

ポツンと一軒家あるじ

ふくだあつしさん64歳。

 

ふくださんと一緒にいた

さんによると、

ここにはかつて

遠い親戚にあたる3軒の

ふくだ家が軒を連ねて

住んでいたそうだ。

 

 

   

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橋を渡って左に建っていた

本家は既に壊されて、

さんが住んでいた

真ん中の分家はログハウスに

建て替えられ、さんが時々

遊びに通っているという。

 

唯一、当時の面影を残している

のがあつしさんが1人で暮している

という築80年の古民家のさらに

右側に建つ瓦葺きの建物は

かつての納屋。

 

元あった家を潰して、

さんが30歳前後の頃に

祖父母がここで生活するのは

危ういので麓に呼び寄せ、

更地にしてトタン小屋を建築。

 

あつしさんの父に小屋の

建て方を習って、小屋に

寝泊まりしながら、自力で

ログハウスを建てた。

 

元々、3軒あった家では

みんな農業をし、

家族同然だった。

 

昔の思い出は、

川で泳いでたこと。

 

夜は星も空気も綺麗で、

他の光も邪魔をしない。

 

街灯が無い分、蛍も綺麗。

 

だいぶ減ってしまったが、

今でも生息しているという。

 

小学校まで2㎞徒歩通学、

中学校までは15㎞あった。

 

米農家をしながら、炭焼き・

椎茸栽培・山葵などの栽培で、

生計を立てていたふくだ家。

 

あつしさんは

2人姉弟の長男

 

高校卒業後、福岡市の

調理専門校へ入学し、

その後は洋食の料理人

として勤務。

 

43歳の時に

体調を崩し、退職。

 

両親が住む山奥の

実家に同居。

 

2度結婚したが、

今は独身。

 

戻って来た時は元気だった

両親だが、親が亡くなって

13年経ち、親は介護施設に

入所しているそうだ。

 

週6日、夕方に家を出て

朝帰ってくる夜勤の仕事に

出ているあつしさんは

真っ暗な山道を走って

困る事がある。

 

 

   

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山の石は尖っているので、

車のタイヤがパンク。

 

5月には3回もしたという。

 

捜索隊も乗ってきた車が

心配になり、見に行くと・・・

 

 

 

 

免許を取って20年以上、

人生初のパンクを経験した

捜索隊、修理が必要。

 

あつしさんに手伝って貰い、

タイヤ交換は終了した。

 

 

あつしさんとおさんは

互いに得意分野で協力。

 

お金で返すんじゃなくて、

物は物で返す。

 

肉体労働は肉体労働で返す。

 

そういう風なのが

田舎の付き合い。

 

まるで、実の兄弟のような

付き合いをしている。

 

さんは新たに

別棟のお風呂を建築中。

 

自宅で使っていた

電気温水器のタンクを

再利用し、その周りに

耐火煉瓦を積んで薪炊きの

温水器を造っているのだという。

 

子どもの頃、年の離れた

兄弟のような間柄だった

あつしさんとおさん。

 

30年ぶりに再会した後、

また兄弟のように語り合い、

助け合う。

 

この山とお互いの存在は

かけがえのない宝。

 

 

   

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