今回は11月9日放送の
林修の今知りたいでしょ!
年金の疑問 徹底調査SP!
を振り返って
みたいと思います。
何歳からもらえば
一番得する!?
2022年の法改正により、
貰いはじめの最高年齢が
70歳~75歳まで延長。
基本の年金受給
開始年齢は65歳。
減額されてしまいますが、
早めの60歳から貰えたり、
逆に遅らせることで
増額された年金を
受け取ることができる。
平均寿命まで年金を
受け取る場合、
一番得なのは
男性 65歳
女性 70歳。
※番組調べ
平均寿命 男性 81.05歳
女性 87.09歳
出典:厚生労働省「令和4年簡易生命表」
何歳から年金をもらう?
日本年金機構ホームページに
基づき算出された年金累計受給額
シュミレーションでは、81歳時に、
年間132万円 60歳から受給 2772万円
年間174万円 65歳から受給 2784万円
年間247万円 70歳から受給 2717万円
年間320万円 75歳から受給 1920万円。
女性平均寿命 87歳時に、
年間132万円 60歳から受給 3564万円
年間174万円 65歳から受給 3828万円
年間247万円 70歳から受給 4199万円
年間320万円 75歳から受給 3840万円。
Sponsored Links
さらに年齢を重ねた場合、
およそ91歳11ヶ月で
75歳から貰うのが、
一番得する結果になった。
年金のプロ
明治大学政治経済学部教授
経済学者 飯田泰之先生は、
年金を迷わず75歳から貰う。
年金は保険。
年金って、本当に収入の
目処がなくなって、
どうにもならなかった時に
一番たくさんお金をくれる
状態にしたい。
最悪の状態を防ぐと考えると、
なるべく遅くする。
もらう年齢を変更できるが、
もらい始めたら
止めることはできない。
飯田先生によると、
自分の健康状態や
生活状況によって
もらい始める年齢を
考えようとのこと。
年金は
最高で月いくらもらえる?
元 会社員など、厚生年金の
月平均受給額は約14.5万円
出典:厚生労働省「令和3年度 厚生年金保険・
国民年金事業の概況」
飯田先生によると、
だいたい30万円くらいが
MAXになるという。
その条件は、
①厚生年金への加入期間中
常に月給65万円以上
②賞与年3回
1回につき150万円以上
③中学卒業後
70歳まで上記を継続
そもそもこのMAXまで
ほとんどいく人がいないように
上限が設定されている。
これが、現代の年金制度の
大きな問題。
昭和16年くらいに
労働者年金保険法
(厚生年金保険法)が制定。
Sponsored Links
昭和初期は、
中学を卒業したら、
普通働く。
昭和初期にできたシステムを
現代まで引っ張ってるところも
年金の大きな問題。
年金額のMAXは、
国民年金 約6.6万円で、
厚生年金 約30万円。
40年納めた保険料
払った額を上回るのはいつ?
約10年で上回る。
国民年金の場合、
支払
年間198,240円×40年
=7,929,600円
65歳から満額受給
年間795,000円×10年
=7,950,000円
飯田先生によると、
年金ほど利回りの良い
保険はない。
厚生年金でも、
約10年で上回る。
年金で足りない人は
どう生活している?
夫婦2人
老後の最低日常生活費
平均 月23.2万円
出典:(公財)生命保険文化センターHP
「老後の生活費はいくらくらい必要と考える?」
健康であることが
最大のポイント。
自分にとって楽しい時間は
何なのかっていうのを
積極的に考えていく。
その中の1つが、
働いてお金をもらう。
働くということが、
健康寿命を伸ばす要因。
Sponsored Links