今回は、11月28日放送された

カズレーザーと学ぶ。

2023年 人類の常識を

変える新発見

を振り返っていきたいと

ますので宜しくお願いします。

 

 

 

東大の脳科学者2人が語る!

走馬灯の正体と生と死の新発見

 

東京大学大学院 准教授

脳神経学者 渡邉正峰先生と、

東京大学定量生命科学研究所

准教授 奥山輝大先生が驚いた

2023年の新発見とは?

 

 

渡邉正峰先生は人が死ぬ前に

走馬灯を見るという話があるが、

ご存知かどうか問う。

 

死の間際で蘇った人の話として、

走馬灯を見たと語られてきたが、

科学的根拠としては薄い。

 

だが、5月に人が死にゆく過程で

脳波計測をしているという

衝撃的論文が出た。

 

Surge of neurophysiological coupling

and connectivity of gamma oscillations

in the dying human brain

 

治療で脳波計測中に

亡くなった患者

データを解析。

 

死の直前、脳内では

夢のようなものを

見ている可能性が

あることがわかったという。

 

走馬灯のような

存在を示したのは、

ミシガン大学のグループ。

 

 

PNASより

 

 

   

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集中治療室で脳波計測装置を

つけている人、横軸は時間。

 

縦軸が周波数、下の方が

真っ赤になっているのが、

昏睡状態にある脳の

特徴的な脳波。

 

この後、死を迎えるが、

その直前に脳がある変化を

起こすことを突き止めた。

 

それが、S2の段階で、

生命維持装置を外している。

 

非常に興味深いのは、

S6からS7の時間帯で、

亡くなる5~6分前は

ゆっくりした脳波が

出ていたが、そこに

細かい高周波成分が

示されている。

 

これが実は、意識がある人

に対して刺激を与えた時に

出る脳活動であったり、

夢を見てるような人が出る

脳活動ということ。

 

昏睡状態だったところから、

意識が蘇ったような状態に。

 

亡くなる直前に脳が活性化

されるのは、論文中には

不明と書いてあるが、

憶測としては人工呼吸を

外すので、脳が酸欠状態に

なった時に、これが生じる

のではないか?という。

 

これは実際に生きてる人が、

夢を見ている最中に出てる

脳活動と近いということで、

強く示唆している。

 

死を迎える5分前になると、

意識が生じていたり、

夢を見ている時に近い

激しい脳活動が起きている時、

走馬灯を見ている瞬間だと

考えられる。

 

 

   

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走馬灯を見る時間は

今のグラフによると、

せいぜい数十秒見る

可能性がある。

 

明晰夢の実験では、

実時間=夢の時間。

 

 

奥山先生は寝てる最中の

マウスの脳波を調べて、

走馬灯と似たような

状況になるが、起きてた

時間と違う時間ですけれども、

圧縮されて高速再生される。

 

その日あった

イベントというのが。

 

通常、らが歩いてる時には、

何十分かかってたのも夢の中の

世界ではそれが一瞬、100ミリ秒

で高速再生される。

 

体感としては長くて、

100ミリ秒→体感は

20年近くの時間を

振り返っている

可能性もあるとか。

 

これが実は

走馬灯は死後の世界の

正体なんじゃないか

という可能性もある。

 

 

渡邉先生は、昏睡状態だと

まずないけれども、寝てる

最中に夢を見て大きな声を

出されると、それで起きたり、

それが夢の中で聞こえたりする。

 

そういう意味であれば、

周りの音とかもキャッチする

可能性は十分ある。

 

 

   

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