今回は7月21日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
狭い敷地に建物が密集
農地は無さそう
衛星写真で見つけた熊本県の
ポツンと一軒家を目指す。
熊本県のポツンと一軒家を
目指し、最寄りの集落から
捜索開始。
最寄りの集落に到着し、
お父さんを発見。
衛星写真を見てもらうと、
写っていたのは1軒ではなく、
隣り合う2軒のお宅だった。
だが、2軒とも10年ほど前に
山を下り、もう誰も住んで
いないのではないかという。
カフェで聞いたらわかるかもと、
場所を教えてもらい、捜索再開。
教えてもらった古民家さんきら
という場所でも今は誰も
住んでいないというが、
その場所まで案内して
もらえることになった。
この日は定休日。
ここにお店を構えたのは
4年前で、元々は市内で
やっていたが、ゆっくりした
所でお食事処をしたいと、
ご主人の実家ではじめた。
捜索再開し、
ポツンと一軒家に
辿り着いた。
誰も住んでいないと聞いていたが、
2軒並びの奥の家の前に人がいた。
突然、訪ねてきた捜索隊に
驚きながらも、笑顔で取材に
応じてくれたポツンと一軒家の
あるじ のなかみのぶさん61歳。
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のなかさんはここで
生まれ育ったが、
今は麓で暮している。
帰りにお店に行くことを
約束し、ご主人は来た道を
戻っていく。
のなかさんによると、
元4軒の集落で今も
建物が残るのは
のなか家と隣家だけ。
のなかさんは結婚して
市営住宅に行って、
両親がここに住んでいた。
8年くらい前に父が亡くなり、
母が寂しいと5年くらい前に
麓で同居している。
実家の維持管理をするため、
のなかさんは月に1回ここに
来ており、捜索隊と偶然、
出会った。
のなかさんのお宅は
築62年ぐらいで、
元々はここに家が
あった訳ではなく、
開拓して上がってきた。
みかんが盛んだったので、
この辺はみんな、みかんを
作っていたが、みかん畑に
櫟を植林。
40年前にみかん農家を廃業。
仏壇があり、定期的に
法要があるため、ここを
守って綺麗にしている。
お母さんにも話を聞きたいと、
日取りを合わせて改めて
訪問することにし、
さんきらへ。
そこは、綺麗な内装で、
古民家をそのまま
店舗利用している。
淹れて頂いた
コーヒーは1杯100円。
奥さんは、熊本県の郷土料理に
関する豊富な知識と経験、
技術を持った人達の中から選ばれ、
県知事から特別に認定を受けた
ふるさと食の名人。
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イベントや教育現場などで、
調理法や地域の食文化の
伝承に貢献している。
もともと、熊本市内で
飲食店を経営していた奥さんが
ふるさと食の名人の認定を受けた。
4年前に1人暮らしをしていた
義母の世話をするため、
バス運転手をしていた夫の
実家へ転居し、築70年の自宅で
夫とその妹と奥さんの3人で
お食事処を開店。
不便な立地にも関わらず、
地元の旬な食材で作る料理の
評判が口コミで広がり、
1日6組限定のお店は連日満席。
予約は1ヵ月待ち。
お料理は税込み2,200円。
自分も楽しみでやっていて、
こんな山の中まで燃料代使って、
ここまで来て頂く方たちに
せめてものおもてなし
からだという。
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