今回は、チコちゃんに叱られる!
10月26日分を振り返って
いきたいと思いますので
宜しくお願い致します。
フィギュアスケートの
フィギュアってなに？
フィギュアとは、図形。
詳しく教えて下さるのは、
千葉大学 国際教養学部教授
吉岡信彦さん。
吉岡さんによると、
フィギュアスケートとは、
氷の上に図形を描く
競技だったという。
図形のルーツは、17世紀の
オランダで貴族の人達が
ダッチロールといって
優雅に滑るのが始まりだったそうで、
両腕を組み、氷に円を描くような
滑り方だそうです。
ダッチロールがイギリスに伝わると、
図形を描く事が重視され、
Compulsory figures(決められら図形）
コンパルソリーフィギュアという
競技が誕生していた。
これがフィギュアスケートの
名前の由来で、現在のような
音楽に合わせて滑る競技は
フランス･ドイツで氷の上で
音楽に合わせて滑る芸術的な
スケーティングをする事が盛んだった。
それなら両方やりましょうと、
1896年に行われた
第1回世界フィギュアスケート選手権は、
図形を凍りに描くコンパルソリー
フィギュアと、音楽に合わせて滑る
フリースケーティングの合計点で
競うようになったという。
コンパルソリー(規定)競技だけで
1日掛かってしまう地味なもので
TVで見てても全然面白くない事から
1990年に競技から廃止されてしまう。
但し、日本スケート連盟が規定する
昇級試験では現在も氷に図形を描く
課題があるのだそうです。
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ハローウィンはなぜ仮装する？
それは死者になりきるため。
市場規模
ハローウィン 約1305億円
(2017年)
バレンタインデー 約1300億円
(2018年)
出典:日本記念日協会
詳しく教えて下さるのは、
多摩美術大学 芸術人類学研究所
所長 鶴岡真弓教授。
鶴岡教授によると、ハロウィンの
ルーツは、2000年以上前の
北ヨーロッパで古い古代文明を築いた
ケルトの文化の人々の伝統行事
サウィン 万霊節にさかのぼるそうだ。
彼らの暦では、10月31日の
サウィン 万霊節が1年の終わりとされ、
11月1日が1年の始まり。
サウィンの夜は1年に1度、私たちが
生きているこの世と、死者たちが住む
あの世の扉が開いて、ご先祖様や
死者たちの霊が家に帰ってくると
考えられていたという。
サウィンは、寒い冬を乗り切るパワーを
もらう為に、ご先祖様や死者を供養し
祈りを捧げるようにするそうです。
歴史的に大きな影響を与えたのが
中世キリスト教でキリスト教が
広まった中世ヨーロッパでは、
ケルトの慣習は異教とみなされ
衰退してしまう。
しかし、ケルト文化の死者たちの
霊を供養する慣習を忘れない為に
人々が行ったのが、動物の皮や
布で仮面を作り仮装する事だった
そうです。
ハロウィンの夜、人々はご先祖様や
死者の霊になりきって、家々を回り、
死者の代理として供養する心を
伝えたのだそうです。
この時、家庭でお供えをしたり、
回ってきた人に渡したりしたのが
ソウル･ケーキと呼ばれる
霊魂のお菓子。
このお菓子がないと、ご先祖様や
死者の霊を疎かにしたとして、
オバケは突如、怖い霊に変わって
その家を懲らしめると考えられてきた。
そしてこの伝統を19世紀前半、
アイルランドなどから多くの人が
アメリカに渡って変化していく。
アイルランドなどでは、株の方が
身近にあったため、株を切り抜いて
ランタンにしていた。
カボチャのランタンは、
アメリカ生まれ。
アメリカでは、トリック･オア･トリート
(お菓子をくれなきゃイタズラしちゃうぞ）
と、家々を回った。
アメリカで大きく変化したハロウィンが
現在のスタイルとなって世界に広まった。
※仮装の起源には様々な理解の
され方があります。
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校長先生の話が長いのは、なぜ？
ネタ本があるから。
教育評論家 尾木直樹さんによると、
校長講話集というネタ本があり、
約7割～8割は使われていると思う
のだそうです。
入学式や体育祭の挨拶の言葉など
様々な状況に合わせて例文があり、
毎週の集会用、月刊誌もあるそうです。
ネタ本に自分の話を入れ込むため
話が長くなってしまうとされる。
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