今回は12月4日放送の

日本全国大捜索‼

ポツンと一軒家

を振り返ってみます。

 

 

 

衛星写真を拡大すると見えてくる、

山奥にポツンと建つ一軒家に

スポットを当てる番組。

 

 

三角屋根の大きな建物

マルチング(地表カバー)した畑?

温室?

綺麗に整備された畑

衛星写真で見つけた秋田県の

ポツンと一軒家

 

 

 

最寄りの集落に到着後、

犬の散歩をされている

さんを発見。

 

衛星写真をみてもらい、

ポツンと一軒家までの道を

教えて貰うが…

 

2022年8月に秋田県北部で

観測史上最大の雨量を記録し、

各地で河川の氾濫や土砂災害が発生。

 

ポツンと一軒家に向かう山道でも

あちこちで土砂崩れが起こり、

今も一部 通行止めになっているそう。

 

私はそこまで行ったことがないので、

近くの部落までの道のりを教えて貰い、

捜索再開。

 

土砂崩れ後の道を進みながら、

さんが言っていた集落に着いた。

 

畑作業中のおさんを見つけ、

衛星写真をみてもらうと、

なるほど!ザ・ワールドだな

わかったという。

 

目指すポツンと一軒家あるじは、

85歳になるたなかさん。

 

家の前の真っすぐ綺麗に

整えられた大きな畑で、

きゅうりを育てている。

 

手書きの地図を書いてもらい、

捜索再開。

 

土砂崩れ跡やタイヤが

パンクしそうになるような

悪路を進んでポツンと一軒家

辿り着いた。

 

 

 

 

畑で作業していた

ポツンと一軒家あるじ

たなかこうじろうさん86歳。

 

 

   

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きゅうりは50年位前から

作っているというたなかさん。

 

きゅうり畑の広さは

10aくらいあり、年間で12、3t

収穫される。

 

27年くらい前にさんが亡くなり、

それまではの言うことを聞いて

よく働いてくれていたという。

 

この日も早朝5時から1人で

きゅうりの収穫作業。

 

天気具合で5月30日~6月2日位に

植え始め、収穫期間は7月の初めから

9月いっぱいの3カ月間。

 

育てているきゅうりの種類は

真っすぐキレイに伸びた形が特徴で、

形以外に味も良く、瑞々しさと食感の

良さが人気の豊美1号

 

日本で流通している代表的な

きゅうりには、

石川県の伝統野菜「加賀野菜」に

認定されている加賀太きゅうり

 

長さ90㎝以上になり、主に奈良漬け用として

栽培されている大和三尺

 

そのほか、四葉きゅうり四川きゅうり

イボなしきゅうり白イボきゅうり

大きく分けて6種類ある。

 

日本の市場で最も多く流通する

白イボきゅうという品種は

たなかさんが作っている

豊美1号白イボきゅう

分類される。

 

 

   

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白イボきゅうの収穫注意点は、

イボを潰さずに収穫する。

 

イボを潰してしまうと、

日持ちしなくなってしまう。

 

この地区では長さが21~24㎝の

真っすぐなきゅうりをA級品(出荷規格)

として扱われ、それより短かったり、

長かったりするとランクが

落ちてしまうのだという。

 

 

収穫が遅れて大きくなり過ぎたり、

曲がったりした規格外品は農協に

出荷できないため、漬物業者に出荷。

 

たなかさんのお父さんが

りんごを植えて元々は

りんご農家だった。

 

これからは自分なりに

きゅうりの時代だと思った

こうじろうさんは

あきたこまちよりお金になる

きゅうりを選んだ。

 

20aある田んぼは亡父から継承、

夏場の草刈りは息子が行い、

きゅうりの収穫が終わったら

こうじろうさんも雑仕事を

やるという。

 

こうじろうさんのお母さんは、

秋田県鹿角市にあった尾去沢鉱山に

物を背負って、ここで作ったものを

売りに歩いていたという。

 

 

   

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