しくじり先生にマネーの虎　年商100億の南原社長がホームレスに？

9月26日のしくじり先生　俺みたいになるな!!　は、

3時間SPで放送されていましたが、その中でも

南原竜樹社長の登場に注目しました。

かつて、マネーの虎という番組で、起業する人達が登場し、

審査員である企業の社長に出資してもらえるよう、

プレゼンするもので、南原社長も審査員の1人でした。

出資して貰えなかった際、司会の吉田栄作の

ノーマネーでフィニッシュですという言葉は、

当時、流行していました。

冷徹な虎と怖れられていた、南原社長は

マッサージ店を作りたい人に対し、

数字をください、それから言い訳してください。

あなたの失敗に付き合う気になれない。

検討に値する資料ではありませんと切り捨てていた。

番組終了後から一年、マイナス100億円の損失を出して

ホームレス生活に陥ったそうだ。

人の上にたつ者が忘れてはいけないこと。

社長が、しくじってしまった原因として社員を、

・働いて貰っているではなく、働かせてやっている。

・給料をやって食わせてやっている。

本来は、社員に感謝しなくてはならない所、

この無能ども　自分の思い通りに動く駒

24365部隊という、24時間365日働け

などの思いがあったそうだ。

マイナビ学生の窓口調べ

上司がやってはいけないワースト

3位　部下を絶対に褒めない。

2位　部下の意見は間違いだと決めつける。

1位　プライベートを無視して、出張命令を出す。

このように、マシンのような社長であり

そんな、ストイックなオレ、カッコイイ！という

リーダーズ・ハイ意識があったそうだ。

上司がやると嫌われるワースト

3位　1人で喋る自分に酔いしれる。

2位　遊んでいる社長をバカにして酔いしれる。

1位　部下に帰りにくいオーラを出す自分に酔いしれる。

Q.　そんな事して歯向かう人は居なかったの？

A.　年商100億円の成果もあり、なかった。

当時の生活ぶりは？

・デパート袋に厳禁億円を持ち歩く。

・イギリス首相と食事

英国大使館では、Very.V.I.P.

略してV.V.I.P.扱いで

女王陛下にバッキンガム宮殿に招待されたことがある。

・プライベートジェットで移動

（1時間200万~300万）

しくじり生活

2005年に大口の取引先の企業の破綻し、

信じられずイギリスへ向かうと、工場が閉鎖され連鎖的に倒産。

資産を売却し、再建を試みた。

この時、全社員が路頭に迷ってしまうと思うようになり、

恐怖心を覚えた。

破綻から解雇にかけては一番辛く、

不眠不休にも陥っていった。

社長の机には、男の引き際という本が置かれて

いた事もあったという。

結局、全社員263人は解雇になったが、

1人1人がお客様に信頼されていたので

就職は難しくなかったようです。

それをみた社長は、社員は皆

有能だったことに気付くのであった。

一方、社長は就職活動をはじめるが、

人気で注目されていた番組に出演していただけに、

・　マネーの虎に出ていた人は使えないよ。

・　会社を乗っ取られてしまう。

などの意見で採用はされなかったという。

一日1食の菓子パンや、ネットオークションで

備品を売ってお金にしていた。

六本木敷地内で野宿するも守衛に追い出され、

麻布十番のベンチで過ごした事もあったそうだ。

しくじりからの立ち直り

そんな中、力を貸してくれたのは、

自分がバカにしていた社長だったようです。

知人の空きスペースで人材派遣の会社を経営することになり、

自身も人手が足りない時はホテルのリネンの派遣で

働いたことも明かしてくれた。

そして、倒産した会社で皆と同様に働き、接した

4人の社員が戻ってきてくれたことに感謝し、

これからはもっと社員を信頼するようになった。

現在では、社員数3000人で年商100億円で

レンタカー　人材派遣　飲食業　出版業などの

分野で成功をおさめている。

今では、

・アドバイスを聞き、取り入れる。

・笑顔でコミュニケーションし話しやすく楽しく働ける。

ように変わったそうです。

教訓

社長にとって社員は一番の財産である。

まとめ

私もマネーの虎みていた1人でした。

かつての社長さんも、何人かは倒産した

話を聞いたような気がしましたが、

南原社長はまた成功をおさめてよかったですよね。

なんでんかんでんの社長は、ガキの使いに

出演されたりしてましたよね。