今回は5月6日放送の
新説!所JAPAN
日本の迷信
を振り返って
みたいと思います。
60年周期の暦の一つである、
丙午生まれの女性は夫を
食い殺すという迷信があるが、
この影響を与えたのが、
日本の生まれた子供の数。
平成28年 厚生労働省
「人口動態統計」をみると、
最も近い丙午、1966年だけ
他の年と比べて約50万人
少なく、その由来とされるのは、
江戸時代の女性 八百屋お七。
八百屋お七は大火災の時、
避難所で出会った男性に
恋をし、もう一度会いたい
一心で放火した女性だという。
日本人にとって迷信とは?
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日本全国600人に聞いた
日本人が信じる
迷信ランキング
1位 四つ葉のクローバーを
見つけると幸運が訪れる
2位 茶柱が立つと良い事が
起こる
3位 北枕は不吉
4位 夜に爪を切ると
の死に目に会えない
番組調べ
4位を信じているのは、
20代 20% 30代 24%
40代 37% 50代 21%
60代 28%だという。
この迷信は何故生まれた
かについて、文化人類学者
江戸川大学 名誉教授の
斗鬼正一さんによると、
昔は「夜に爪を切る」のは、
命に関わりかねない
危険な事だったそうだ。
昔の家は照明がたくさんなく、
夜は暗かったので、夜に
爪を切る事は諸説あるそうだが、
ケガのおそれがあったため、
生まれた迷信と言われている
のが有力だそうです。
「親の死に目に会えない」
というのは、親の死に際に
立ち会えないという事ではなく、
自分が先に死んでしまうので
親の死を看取ることができない
ということだそうだ。
医療が今より発達していない
時代、切り傷は即感染症にかかり
亡くなる可能性があったから。
3位を信じているのは、
20代 31% 30代 36%
40代 33% 50代 21%
60代 45%だという。
何故、遺体は北向きなのか?
について、千葉県 宝林寺住職
千葉公慈さんによると、北枕は
仏教では縁起がいいもので、
「北枕が演技が悪い」というのは、
日本独特の考え方だという。
涅槃図と呼ばれるお釈迦様が
亡くなる時の様子を描いた
絵に北枕で亡くなった。
自らの意志で北枕を
選んでいた。
仏教発祥の地 インドでは、
北は不吉な方角ではなく、
北の方角には神々が宿る
理想の国があると信じ
られていた。
そのたインドでは態と
北向きにベッドを
配置している所も。
故人を北枕で寝かせる理由は、
お釈迦様と同じ方角を向き
成仏してもらうため。
日本人は本来の意味を失い、
死者=北枕 北枕=不吉
となった。
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2位を信じているのは、
20代 60% 30代 63%
40代 58% 50代 58%
60代 58%だという。
茶柱が立つ確率を
庄司智春さんが
茶葉500g(約250杯分)で
検証すると、茶柱が立った
のは4本だった。
何故、茶柱だけが迷信に?
日本茶普及協会 理事長
大森正司さんによると、
静岡のお茶の商いの人たちが、
お茶の売れ残りを無くす
ために広めたとされる。
摘みたて茶葉の入った一番茶は、
どんどん売れるが、茎の入り
混じる二番茶や三番茶は
売れ行きが悪く、
「茶柱が立つのは吉兆」
と触れ回った。
1位を信じているのは、
20代 67% 30代 77%
40代 53% 50代 51%
60代 54%だという。
人が通りやすい場所を探すと、
四つ葉のクローバーが
見つかりやすい!?
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